あなたは普通の人では聞こえるはずのない言葉が聞こえる。
彼女は動物の言葉がわかるのだ。
動物の話している言葉がわかることは、
非常に稀で、魔法界では貴重な人材である。
パーセルタングという、
蛇と話せる人よりも珍しいと言われている
私の名前を呼ぶ声がした
ルーを走らせるのを止め、声のする方を振り返った。
目線の先には前足、翼、巨大なワシの頭で、
胴体、後ろ足、ウマの尾を持つ魔法動物の姿が。
彼はヒッポグリフという魔法生物であり、
彼らは馬の後半身の代わりにライオンの後半身を持つ
神話の動物グリフィンに似ているとも言われている。
そして彼は、あなたの友人であるハルという。

ルーはなぜ私が止まるよう指示を出したのか分からずに
私が見ている方を見ると、
すぐに状況を理解したようだった。
そう言って自身の背中に置いてあった黒いものを
クチバシで咥え直し、元気よく差し出した
ルーにそう言われ、拡げてみると確かに黄色と黒、
そして、左胸にはアライグマが描かれているハッフルパフ寮の校章がついていた。
そう言って目を輝かせる
そう言いながら頭を腕とお腹の間にねじ込んでグリグリして全身で撫でて!と表すハル。
それに全力に応えるように、ルーの背中から一旦降りて、
全身を隈なく、余すことなく撫でまくる。
すると、ハルは満足したのか、上機嫌で走って森の奥に帰って行った。
そう言ってウインクをする
ルーは少し呆れたような顔をして















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。