あれからしばらく特に話す日もなく
活動も4週目に差し掛かった
4週目ということもありメンバーだけでなくスタッフにも
疲れが見えていた
私もそのうちの一人で
今日は特に朝から体調が良くない感じがした
そう言い聞かせて何とか体を動かして
メンバー用のペットボトルを持っていこうとした
ペットボトルを8本抱えて歩き出そうとした瞬間
足に力が入らず、体が傾く感覚がした
倒れかけていた私をどこからか見かけて助けてくれた
敬語をつけていた私にむすっとした顔を向ける
落としてしまったペットボトルに加えて
まだ腕の中にあった数本もひょいっと取って
半分以上運んでくれた
そう言って私の顔を軽く覗き込むゴヌさん
顔真っ赤…?
確かにもっと頭ぼーっとしてるかも…
そのまま私たちは楽屋に入ってペットボトルを置いた
そう言ってジュンソオッパは私の前髪をどかして
おでこに手を乗せた
ジュンソオッパも近い…
誰か救急室に…!!なんて騒ぐ声すら遠く聞こえる
あぁほんとにやばいかも…
記憶が途切れる瞬間に微かに聞こえた
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。