第7話

# 陸
826
2025/08/18 02:53 更新
中原 中也
おい、どういう事だ



胸倉を掴み私を近寄せた。


太宰 治
まぁまぁ、多分鬼を喰ったのだろう…
じゃなきゃ、半鬼にはならない…
中原 中也
……俺は別だがな
太宰 治
君は私が半鬼にしたんだもの、当たり前だよ



すると、中也は私を投げ捨てた。

嗚呼酷いなぁ。
結構痛いのだけど…。


太宰 治
イテテ…、私一応君の上司何だけどなぁ…
中原 中也
るっせ…早くしやがれ
太宰 治
はいはい…



急かされ、急いで手を洗い食堂に行く。

既に皆座っており目の前の蟹鍋に目を奪われていた。

私が席に座ると全員一斉に手を合わせる。
「 いただきます 」と声が揃うと全員目の前の食に手を伸ばした。


江戸川 乱歩
福沢さぁん!!これ剥いて!!
太宰 治
んふふっ…おいひい♡
中島 敦
美味しいです✨️



嗚呼、美味だ。

ガヤガヤと騒がしいが、之は日常。
有り触れた、直ぐに壊れる硝子の様なもの。

皆、其れをしっかりと理解しているからこそ此の日常を大切にする。

例えば、大勢での食事を楽しんで叫ぶ人。
目の前の食事を美味しそうに頬張る人。
騒がしい食事を静かに見守る人。


中原 中也
ん?如何したんだ?
太宰 治
…いいや、此の日常も護らないとなぁって
中原 中也
…そうだな
太宰 治
そういえば、今日鼻がいい子と耳がいい子に出会ったんだよね
中原 中也
あ?そりゃ珍しいな
太宰 治
でしょ?鬼ってバレちゃった…



先程迄、ガヤガヤと騒がしいかったのが私の一言でシーンと静かになった。

全員、驚いた顔で私を見ている。


太宰 治
……之は…流石に…不可抗力……だよね?
国木田 独歩
何処がだ!!此の唐変木!!!!
太宰 治
えぇ?!
芥川 龍之介
太宰さん!!其奴等は誰ですかッッッ
僕が殺してきますッッッ!!
太宰 治
駄目に決まっているでしょ……

中原 中也versionを書いてくださいました!

是非読んで下さいッ‼️☆も必ず‼️

では、また次回!
これからも御愛読宜しくお願いします🙏

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