第23話

23 . 半分冗談で、半分本気
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2024/07/07 12:00 更新


大飛
大飛
( 真剣な目...... )


間近に佐藤の端正な顔が迫り、息を飲む。


今度こそ、俺はこの部屋から逃げられない気がしてくる。


熱い視線に耐えきれず、ぎゅっと目を瞑ると、
クスリと佐藤が笑みを漏らした。


優太
優太
なんて、な。半分冗談。
でも、半分は本気だから
大飛
大飛
......っ


真っ直ぐな眼差しと声音に、息が詰まる。


大飛
大飛
( あ......クラクラしてきた )


これは熱のせい?


それとも......。


結局、俺は大人しく佐藤の部屋で体調の回復に務めることになった。




大飛
大飛
( あー......てか、バイトどうしよう )


ベッドの上で寛ぎながらも、
俺は少しずつ焦りを感じ始めていた。


今日は夕方からバイトなので、
何としてでもそれまでに復活を遂げなければ。


時間は刻一刻と過ぎていく。


しかし、熱はまだ下がらないし、咳も出る。


いやでも、多少ふらついてでも、俺は行く。


当日にシフトを代わってもらえる確率なんて、ほとんど0なのだし。


店に迷惑をかける訳にはいかない。


大飛
大飛
( それよりも、問題は...... )


佐藤をどう説得するのか、だ。


𝙉𝙚𝙭𝙩 .

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