第65話

夏風邪
1,825
2023/12/24 12:45 更新
ザキside
今日は久々にキラ達と海に行く。
…のだが、いくら待ってもあなただけが集合場所に現れない。
メールを送っても未読スルー。…まさかあいつ寝てるのか?
ザキ
ザキ
紅葉
紅葉
あなた…どうしちゃったんだろ…。
叶
大丈夫。きっと紅葉ちゃんが思ってるほど大したことじゃないって。
紫霊
紫霊
あいつのことだしどうせ寝坊じゃね?
ルビー
ルビー
ったく、発案者が遅刻とはな。
キラ
キラ
でも珍しいな。あいつに限って…
ザキ
ザキ
…ここから俺ん家近いし、連れて来る。
祈
あぁ、頼んだ。
『ピンポーン…』〈インターホンを鳴らす〉




ザキ
ザキ
おい、今日は海に行くんだろ。
ザキ
ザキ
このままだと間に合わなくなるぞ。
…?変だな。反応がない。
ザキ
ザキ
紅葉達を待たせて良いのかー?


『ガチャ…』〈扉が開く〉
お、開いた…
あなた
ザキ
ザキ
ってなんだその格好!?
ザキ
ザキ
流石にだらしないぞ…ていうか着替えてすらねぇし…
あなた
ザキ
ザキ
…?
何だ、様子がおかしい…
そういえば…昨日の夜、みんなと海楽しみだーとか言ってたし、…ただ単に寝不足か?
『フラッ…』〈あなたがフラつく〉
ザキ
ザキ
まだ寝ぼけてるのか…?いい加減目を…


『ドサッ…』〈ザキに持たれかかる〉
ザキ
ザキ
は、…!?
ザキ
ザキ
お、おい…?
あなた
はぁ…はぁ…
あなた
…ザキ。
ザキ
ザキ
顔が赤い…まさか…
『サッ…』〈あなたの頭に手を当てる〉
ザキ
ザキ
ッ!
──────────
─────
祈
夏風邪か…
紫霊
紫霊
こりゃ海はお預けだな。
紅葉
紅葉
なんか…前回熱出してたよりも辛そうだね…。
叶
そりゃあ、あなたのお母さんが着きっきりで面倒見てくれてたからでしょ。
祈
それが今日に限って居ないとはな…
キラ
キラ
とりあえず俺、代えのタオルとバケツの水入れ直してくる!
紅葉
紅葉
なら僕はお粥作るね。
祈
私も何か手伝う。
紅葉
紅葉
ありがとう祈。
ルビー
ルビー
薬は飲めそうか?
あなた
…なんとか。
ルビー
ルビー
なら薬と…ついでに何か買ってくる。何が欲しい?
あなた
ポカリと…喉を通しやすいもの。
ルビー
ルビー
分かった…

ルビー
ルビー
紫霊、お前も行くぞ。
紫霊
紫霊
何で俺!?
ルビー
ルビー
この場にいたってお前何もしないだろ。
紫霊
紫霊
それは今ここに残ってるこいつらだって…!
ルビー
ルビー
つべこべ言わずに来い。
『ズルズル…』〈紫霊を引きずる〉
紫霊
紫霊
襟を掴むなぁぁぁ!

叶
紫霊君、連れて行かれちゃったね。
ザキ
ザキ
五月蠅い奴がいなくなって、あなたも精々してるだろ。
叶
ふふ、一理あるかも。

叶
さて、私たちはどうしよっか。
叶
このまま何もしないわけにはいかないし…
ザキ
ザキ
俺は残る。
叶
え?
ザキ
ザキ
今の状態のあなたを一人にさせるわけにはいかないだろ。
ザキ
ザキ
それに…
叶

叶
そうだね、ザキ君の言うとおりだ。
叶
それなら私もここに残ろうっと。
『ガチャ…』〈誰かが扉を開ける〉

キラ
キラ
持ってきたぞー。
ザキ
ザキ
助かる。
『ギュ~~~ッ』〈タオルを絞る〉
『ピトッ…』〈濡れたタオルをあなたの頭に置く〉
叶
これでよし。
あなた
…つめたい。
キラ
キラ
俺が汲んできてやったからな。
『ガチャ…』〈誰かが扉を開ける〉

紅葉
紅葉
あなた、お粥出来たよ。
祈
一人で食えるか?
あなた
うん…
祈
ほら、少し冷ましてあるからそのまま食えるはずだ。
『パクッ…』〈お粥を一口食べる〉
あなた
…おいしい。
紅葉
紅葉
そりゃそうだよ!だって僕の作る料理は美味しいって、喫茶店でも評判なんだから!
紅葉
紅葉
何より祈と一緒に作ったんだもん!
あなた
そっか…
祈
その調子だと全部食べ切れそうだな。良かった。
紅葉
紅葉
あなたがお粥を食べ終わり次第、食器洗ってくるね。
***
あなた
はぁ…はぁ…
『ピピピッ』〈体温計の計り終えた音〉
叶
38.0、下がる気配ないなぁ…。
キラ
キラ
代えのタオルもすぐ温くなっちまう…。
『ピトッ…』〈濡れたタオルを再びあなたの頭へ〉
あなた
あなた
キラの手、なんかつめたい…
キラ
キラ
え?あぁ、今タオルで絞ったからな。
『スルッ…』〈キラの手を頬に近づける〉
キラ
キラ
ふぇ
あなた
…こっちの方が良いや。
あなた
きもちいい…
キラ
キラ
えッ、…あ、そ、そう…?
あなた
ん…
叶
うわぁ…キラってば二股…
キラ
キラ
してねぇからッ!
ザキ
ザキ
…満更でも無い顔だな?
キラ
キラ
あーっもう!うっせぇ!
おまけ
紫霊
紫霊
やべぇ…
ルビー
ルビー
…()





紫霊
紫霊
買いすぎちまった…

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