ただの事実確認のその言葉が、どうしてこんなにも響いているんだろう。
無理に笑って、でも、全然大丈夫じゃなかった。
再び木にもたれれば、もう腰が抜けてしまったみたいで。
木陰に腰を下ろしたあなたは、膝を抱えたまま動けずにいた。
夜の冷たい風が頬を撫でる。
それが少しくすぐったくて、目を開けた。
視界に映るのは揺れる葉の隙間から覗く月の光。
ぼんやりと、何も考えられない。
胸の奥に残っているのは、 “継子”という言葉に対する恐れと、 まだうじうじしている自分への情けなさ。
両手を膝に乗せたまま、力が入らない。
視界の端で、葉の隙間から見えた一つの星が、ふたつにぼやけて見える。
思考はぐるぐると同じところを回って、 何度も同じ問いが浮かんでは消える。
負のループに再び入りそうになっていた。
……そのとき。
昨日は投稿できずすみません…!!
そのかわり今日2話投稿するので、お楽しみに〜!✨❤️🔥












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。