第24話

11.継子にしてください
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2025/09/15 23:55 更新
















あなた
私に、霞柱・時透無一郎様の継子を務めさせていただけませんか。










声が震えないように意識したけれど、緊張が滲んでしまう。



我ながら情けない声、、。



あなたは頭を下げたまま、静かに目を閉じる。
 




ピリピリとした気持ちに反して、
返ってきたのは、あたたかな沈黙だった。
 







庭先に吹く風が、ふわりと頬を撫でる。















産屋敷耀哉
……わかったよ。







やがて、お館様の声が落ちてくる。柔らかく、包み込むような声音。
 





顔を上げると、柔らかく微笑んで下さっているお館様。






あなたにはわかる。
あの優しさの奥にある、深い想いが。










産屋敷耀哉
あなたの“一歩”が見れて、嬉しいよ。






その言葉に、胸の奥がふっとあたたかくなった。








あなた
(……ありがとうございます)






その想いだけが、しっかりと胸に灯っていた。















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