第96話

加速する過保護 束の間の平和
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2025/10/30 13:06 更新
そしてその日から数日経ち、何事もなく私は平和に過ごしていた



まあそれはそうなんだけどね


まあ基本部屋に篭るし尋さんがそばにずっといるからね、うん


この人の過保護さが半端ないのよ


授業に関してもしばらくあの女の捕獲が終わるまでは論文提出で勘弁してもらえることになった



私用の研究道具はちゃんとここにある


冠氷家エグすぎる



冠氷家が仮にも不祥事で潰れた一族の娘をよく思わないのではと言う不安もあったがびっくりするほどに何もない


鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
ただの杞憂かぁ…
冠氷尋
何がだ
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
あ、こっちの話です
そんなことを返しつつ机の上の花瓶にいけられた白い薔薇を私はチラリと見る

花言葉を知らないほど私も知識がないわけではない




ふとバルコニーの向こう側に見える満月を見上げる




少し前々まではよく知らない異世界でアホ女にいちゃもんをつけられ嫌われ者だったと言うのに、今となってはあの日々が嘘のようにこちらに帰ってきた




その時、扉をノックする音が聞こえた



時間的にも磴さんかな



案の定、扉が開かれる


磴塔真
失礼します寮長、そしてこんにちは鳳さん
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
こんにちは、磴さん
冠氷尋
どうした
磴塔真
例の盗難にあった怪異である鏡が、発見されたとの報告です
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
あの女は見つからなかったんですか?
磴塔真
逃走中です
磴塔真
全く…逃げ足だけは随分と巧妙なようですからね
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
やっぱり私を殺そうと動いてるんですかね、あの女は
冠氷尋
間違えても自分を囮になんてするなよ
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
わかってます
そんなことしたら一生尋さんに監禁されそう(((((
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
(次のパーティーまでには何が何でも捕獲するって話してるのも聞いちゃったんだよな)
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
…あの、思うのですがもしかしてあの女に情報を渡してる裏切り者がいるのではないでしょうか
その言葉に二人がハッとした顔をする


鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
そっちの方での内通者ばかりではないと思いますから
冠氷尋
確かにそれはありうるな
磴塔真
あなたや寮長を密かに邪魔に思っている生徒が彼女に密かに手を貸している、そう言いたいんですよね?
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
そうです。あの女の魅惑能力はもう封印されていますし、それなのに巧妙に学園のセキュリティもすり抜けているなんてそうとしか思えないんです
冠氷尋
…塔真
磴塔真
…そうですね
なんかすごいな、この二人って


鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
(もう見当ついてるんだな、この人たちは)
No side


西条優吾
西条優吾
はぁっ…はぁっ…!
そして翌日のことだった



巨大化したチェスピースによって追い立てられている者がいた


その生徒はフロストハイムの一般寮生、名前は西条優吾だ


その男子生徒は実家が太く学園の卒業資格欲しさに大金を積んで入学したが成績は優秀だったし、このまま学園生活を送れば卒業資格は問題なくてに入ったはずだ


叶わない恋をしなければ、そうはならないはずだった


梅野佳奈美
梅野佳奈美
冠氷様を誑かしたあの女狐を消す手伝いをして欲しいの
その女は梅野佳奈美


同じくフロストハイムの一般寮生で昔から冠氷に恋心を抱いていた



だがそこにあなたの慧海が現れたことで佳奈美の恋は叶わないものとなったがまだこの女は諦めておらず、優奈にあなたの慧海を消させるために情報を横流しさせていたのだ


佳奈美も学園に入る実力はあるが寮の中での地位は情報を得れるほどではない


だから以前から自身に片思いしていた優吾を利用したのだ




そして彼女のために情報を渡した優吾は文字通り地獄を見ることとなる
作者
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❤️×30と💬×4(スタンプノーカン)でネクスト
作者
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クソ女捕獲のきっかけどうしよう

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