第103話

番外編 彗海と尋の再会の時の話
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2025/12/03 06:15 更新
※tkdbの最初の方の時の時間軸です
No side

冠氷尋
おい塔真
磴塔真
なんでしょうか寮長
冠氷尋
新入生の中に鳳あなたの慧海という女はいたか
入学式直後、部屋を訪れていた磴に冠氷はそう尋ねた


訳がわからず塔真は困惑するが印象的な見た目に唯一の女グールであるあなたの慧海の印象は強かったため、よく覚えていた
磴塔真
はい、いらっしゃいましたね
磴塔真
彼女はモルトクランケンに配属されていましたが
その言葉に冠氷は舌打ちをした


冠氷尋
今日から俺の定期検診の担当はそいつにしろ
磴塔真
はい?
2人の過去の関係を知らない塔真は流石に驚いた


フロストハイムの健診はDA総合医療センターが担当しているというのになぜわざわざモルトクランケンの寮生であるあなたの慧海を指名するのかと困惑した


だが拒否をすることもできない


塔真は不思議に思いつつ理事長に連絡し、あなたの慧海を冠氷の担当にするよう掛け合い、あっさり承認された


あなたの慧海side


DAに入学して早々モルトクランケン寮生として生徒達の検診をして回ることとなり、用意をしていると副寮長が衝撃の事実を私に告げた


桐崎次郎
そういえばですがあなたの慧海さん、ニコラ先生からあなたにこんな書類を預かりましたので見てください
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
…?わかりました
入学早々何なのだろうかと思い、書類を確認した私は驚愕した


鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
フロストハイムの冠氷さんの検診を私が?
桐崎次郎
去年までは彼の検診はDA総合医療センターが担当していたはずなんですがね
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
そ、そうですか…
寮長はフロストハイムをなぜか毛嫌いしてるので私も嫌いとかではないが不仲なら向こうも関わりは避けるだろうし大してフロストハイムと接点は持たないだろうと思っていたが想定外だった


まさかじ…いや、冠氷さんまだこの学園にいたなんて思いもしなかった


気まずいっちゃ気まずいが断る理由もない



私はそう思い受け入れフロストハイムへ向かった

磴塔真
あなたが鳳さんですね、寮長がお待ちですよ
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
わかりました
寮に入ると冠氷さんに言われていたのか待っていたここの副寮長である磴塔真さんにそう告げられ、私は彼の跡をついて行く



しばらく待ちたどり着いたのは大きな扉の前だった


磴さんがノックをすると扉が開く


磴塔真
寮長、鳳さんが来ましたよ
冠氷尋
入れあなたの慧海
磴塔真
では、お願いしますね
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
えっ
私だけ入るのかと困惑しつつも、私は中に入る


久しぶりに見た彼の顔はあの日最後に会った時よりも成長していたがあの美しさは健在だった



真奈が惚れるのとなんか納得だな、とは思う


鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
…それでは検診を…わっ!?
壁に体が押し付けられ、目の前には冠氷さんの顔があった

鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
…お久しぶりです
冠氷尋
…何勝手に黙って消えてんだよ

あ、なんかわからんけど怒ってらっしゃる



何でそんなに辛そうな顔をするのだろう
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
一条家が潰れたあの時、私があそこにいる理由も失せましたからね
鳳(なまえ:慧海)
鳳あなたの慧海
…でも、黙っていなくなってすみませんでした
私は静かに、ぺこりと頭を下げた
作者
作者
何が描きたかったんだろうかと思いつつ…
作者
作者
まあ会話よりも再会のきっかけについて語りたかっただけなんで…
作者
作者
テスト前ですがパッと思いついたので忘れる前にと…
作者
作者
番外編は書く予定なのでリクエスト是非是非
作者
作者
最後の冠氷さんのセリフは結構傷ついてる感じです、そりゃあ思い人が黙って消えたらショックでしょうね

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