それから3日に1回ぐらいのペースで柚葉と遊んだ
多いな
あれから学校にはほとんど行ってない
この間出席日数が必要で渋々行った時、三ツ谷いたけど1回も目が会わないまま一日が終わった
もちろん話もしてない
三ツ谷となんやかんやあってから少し経って
もう12月
そんで今夜も柚葉と遊ぶ
制服姿のままマフラーをつけてハチ公前で待つ
柚葉「あなた〜!お待たせ!」
柚葉「さっむいね〜」
あなた「3日ぶりだね」
柚葉「だね。もう12月じゃん寒いわけだワ」
柚葉「てかアタシらもう親友だ!こんなに気が合うとは!」
あなた「親、友?」
確かに気が合うなぁとは思ってた
"親友"…か。初めて言われた
柚葉「そ!親友!いい響きでしょ!」
あなた「うん…ありがと」
で、さっきから思ってたんだけど。
柚葉いつもより心無しか元気ない?
あなた「ねぇ?」
柚葉「ん?」
あなた「なんかあった?」
あなた「元気なくない?」
柚葉「………やっぱバレるよね〜…」
柚葉「流石あなた」
あなた「ちゃんと言って。親友なんでしょ?」
柚葉「実は…」
柚葉は私に
八戒が実の兄が総長を務める"黒龍"に入り八戒の身が危険だという事
柚葉が黒龍の集金役だった事それに気付いた三ツ谷が
八戒が黒龍に入ることを交換条件に柚葉を解放する事を持ちかけ、
東卍と黒龍の平和協定を結んだ事を聞いた
柚葉「三ツ谷の奴…八戒が何も言わないのをいい事に…」
あなた「……まぁ三ツ谷が八戒を信頼してる証拠じゃない?八戒も柚葉を守りたいんじゃ…」
柚葉「アイツは…みんなが思ってるほど強い子じゃない。私が守らないと、」
あなた「…………いいね。」
あなた「そんなに想って貰えるお姉ちゃんを持って八戒幸せじゃん」
少し…羨ましい
だから…
なにかしてあげたいな…
柚葉「どうしようあなた」
あなた「…………」
あなた「……じゃあ柚葉」
あなた「私が何とかするよ」
柚葉「……え?」
あなた「私は東卍と関係はないから平和協定も無視できるし」
あなた「もう嫌われてるからこれ以上嫌われることないでしょ?」
柚葉「でもあなた…危ないだろ」
あなた「ニコ。平気だよ。お礼だと思って?」
柚葉「え?なんのお礼?」
あなた「………さーね?なんだろーねー?」
お礼。
うん。お礼だよ。
初めて親友って言ってくれたんだもん
それに…
三ツ谷だってこれで終わらさないでしょ
八戒の為に
三ツ谷だって今は違うかもしれないけど私を"友達"だって言ってくれた
次は私がする番だよ
柴大寿が強いなんてわかってる
負けたら待ってるのは"死"だろ?
だからこそ
命をかけて、
大切な人を守る
あなた「柚葉ぁ」
あなた「"孤高の狼"舐めんなよ?」
柚葉「……ふはw…なにそれ?」
あなた「ニコ…」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。