返事は帰ってこない
そういい、私はテレビをつける
結局ニュース番組を見ることにした
そして見始めてかなり時間がたった時
玄関から音がした
でもその音の正体は知っている人だった
彼女は俺が何者か気づいていないのに
名前で呼ぶことになった
どうしてだろう、もう未練はないはずなのに
こうやって寂しいときに思い出す
でもその声は自分で出したシャワーの音でかき消された
銃創以外の傷にしみる
銃創は不思議と今は痛くない
昴さんが手当てしてくれたのだろうか
それから私は急いでお風呂を出た
今、昴さんは何と言った?
今、確実にあなたの下の名前と言った
でも、私のことではないかもしれない
あなたの下の名前何て名前結構どこにでもいる
もしかしたら昴さんの好きな人とか?
その言葉を最後に私の意識は遠のいていった
わぁぁ











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。