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第3話

大切な人との記憶
1,824
2020/01/22 12:20
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
さとみくん
さとみくん
んっ……………
……っうるさい
ピッ
さとみくん
さとみくん
………はぁ
重い体をゆっくりとおこした
時計を見ると針は6時を指していた
もうこの疲れには慣れているので、すぐにベッドから体を離した
また、嫌いなものが始まったのだ
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さとみくん
さとみくん
……………
ガララララ
さとみくん
さとみくん
っ…………
クラスメート
クラスメート
プッwクスクスw
今日は少しいつもと違っていた
いつもなら机を倒されているだけだが、今日はそもそも机が無かった
さとみくん
さとみくん
はぁっ……………
何だよ、しょーもない
そんな事をして何になる
まぁこれで面白いんだろうけど
一度教室を見回しても机は見つからなかった
_あいつらが隠しそうなところ
まぁ多分空き教室だ
この教室の隣には空き教室がある
俺たちの学年は少し人数が少なくて教室が余ったらしい
ガララララ
_あぁ、やっぱり
端の方にポツンと俺の机があった
その机に触れた
_お前には迷惑かけたな、こんなに汚くされて………ごめんな
少しこの机が可哀想に思った
あんな事になるんだったら使われない方がいいんだろうな
そしてこの机を自分の教室に運んだ
運んでいる最中見たことのない人が廊下を歩いていた
ここの生徒かと思ったが、この学校の制服ではなかった
まぁ俺には関係無いと思うが
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クラスメート
クラスメート
中庭で食べよ~
クラスメート
クラスメート
うん、いいよ
クラスメート
クラスメート
おい、購買早く行かねぇと無くなるぜ?
昼休みになった
朝と比べても一層騒がしくなる時間だ
俺はあまり好きではない
俺は朝のうちに買っておいた購買のパンと持ってきた飲み物をもっていつもの場所へと向かった
いつもの場所というのは屋上だ
屋上にはいつも人がいない、まぁ風があったりするからだろう
風は少しある壁で防げるし、不便なことはない
雨や風が強いときは屋上に出る扉の前の階段で食べる
俺はため息をつきながら長い階段をのぼっていった
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ふと、夢を見ることがある
顔は分からないが明るい笑顔で俺の手を握り走っていく誰か
泣いている俺のそばに座って少し悲しいような笑顔を浮かべ“大丈夫”と言ってくれた誰か
その誰かがいろんな俺を支えてくれていた
でも見たことがあるような気がして、ずーっと心残りだった
今日、やっと気づいた
大切な人だった