2026年7月18日。
玲羅が、夏休みにやりたいことリストを作ろうと提案した。
各々がやりたいことを口に出し、言い出しっぺの玲羅が紙にメモっていく。
みんなが賑やかにする中で、ともりがこちらに問いかける。
やっぱり、気を遣われているような気がする。
ともりだけじゃなくて、他のみんなにも。
14人もいると、リストはどんどん埋まっていく。
夏休みにやりたいこと……これ全部やってたら、夏休みも一瞬で終わるだろうか。
なんで、早く夏休みが終わってほしいんだっけ。
せっかくの夏休みだから、楽しまないといけないのに。
どんどん話が進んで、明日の朝に買い出し、午後にお菓子パーティーをすることになった。
その後は、することもないということで解散することになった。
家まで送ってくれた二人に手を振って、家に入る。
リビングに用はないので、そのまま部屋へ。
整理整頓がされて心地良い部屋で、今日のことを思い返す。
やっぱり、みんなどこかよそよそしい雰囲気があった。
ともり、玲羅とかは気を使ってくれていたように感じたけれど、少し無理してるような……。
理由とか、話してくれないんだろうか。
不信感が募るまま、ベッドに寝転がっていた。
























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!