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小説
ファンタジー
最強最弱の子は最強最弱を目指すそうです
61話
インヘアーのいる所に僕達は来ていた
そして近くに流れている川を見ると、時折赤色の水が流れてくる
もう死人が出てるのか…
任務決行は今夜なのにここまで赤く染まるのは異常だ
急ごう
そして再び僕達は走り出す
川の上流に着くと、そこには不思議な雰囲気を漂わせる男の子がいた
…んあ？まだいるのか？
懲りないねぇなぁ…
見た目からして、インヘアーであってるだろう
…いきなりで悪いけど
死んでもらうよ
そうして、戦闘が始まる
おいおい…その程度かよ？
そいつは僕達をおちょくるかのように言う
ちっ…埒が開かないな
…やるか
僕はそう呟いてから、カラン君に向かって言う
悪いが…落ちろ
俺がそう言うとカランは意識が落ちたかのように崩れ落ちた
仲間を気絶させて勝てるか？
勝ちはしねぇよ
ただ…
残虐（拷問）をするだけだからな
一心同体っていう言葉は知ってるか？
急にどうした？
俺はその言葉通り、二人で一人だ
そして今、半分だけもう一人に貸してるんでな…
手加減無しで、潰しに行く
