西畑side
「ってことやねん」
康ちゃんは、やっぱり思った通り、翔太くんのことで悩んでいた。
翔太くんがプライベートで会ってくれなくなったこと。
仕事以外で翔太くんと話さなくなったこと。
このことを阿部くんにも心配されていたこと。
…そしてなにより
“ファンの人に心配されていたこと”。
これが、1番と言っても過言ではないくらい悩みのタネだったらしい。
「俺、プロ失格やん。ファンの人にバレたら終わりやん」
この事に気づいたのはエゴサーチをしていたときだったという。
―康ちゃん、まだエゴサーチなんてしてたんや。ネガティブになるから、やらんって言ってたのにな。
「エゴサーチ、まだしてたん」
「まあな。しばらくしてなかってんけど、ドラマにも出てるし、やっぱ気になってな」
@koji_621
康二くん…なんか元気ない?
それに、しょっぴーと距離遠くない?気のせいか
@snow_syota115
しょっぴーなんか康二と距離遠すぎない?
正直言えばこの頃だよね…
仲悪くなったの??
「これは…酷いな」
「…うん。やっぱ、ファンの人は気づくよなぁ。俺らのことを1番見てくれとんし」
「でもさ、お互い悪いわけじゃないやん?翔太くんも、康ちゃんも、こうなりたくてなったんちゃうし」
「確かに、それはそうやねんけどな。最近、考えてみてん」
「なにを?」
「しょっぴーが、俺のことはなから嫌いやったんとちゃうかって」
「え?」
更新期間がすごい空いてしまいました🤦🏻♀️












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!