《番外編 遭遇#4》
お人好しすぎる馬鹿な自分を哀れみながら車に戻り適当に時間を潰してから事務所に戻る。
リビングに入るとマイキーのぶかぶかのTシャツ1枚、空いた首元には新しいキスマのあなたと黒いバスローブ姿のマイキーが出迎える。生憎の事後だ。
あなた)あ、おかえりりんどー
マイキー)、、、報告か?
緩い服を着て少し汗ばんだ2人の首筋や腕に残るキスマークを意識的に無視して仕事の報告をする。
竜胆)今日の任務内容は___
淡々と仕事の報告をして足早に家に帰る。
蘭)おー、遅かったなぁ
竜胆)んー、まぁね。
蘭)なんかあった?
竜胆)いや、なんもー。
蘭)そ?
竜胆).........風呂はいって寝るわ。
蘭)メシは?
竜胆)いらね。
蘭)じゃあ風呂出たら兄ちゃんの愚痴、付き合えよ。
竜胆)寝るっつーの
蘭)言いたいことは酒飲んで吐き出すんが1番だろ。明日オレら仕事ねぇしオレの今日の仕事のくそじじいの愚痴聞けや
竜胆)わーったよ。
オレの違和感に気がついたのかさりげなく相談させてくれる。あの馬鹿を好きなんて事シラフなら言えねぇけど呑んでる時なら次の日記憶飛んでるから言える。
クソ野郎でもやっぱこう言う時は兄貴だと思う。
夜通し酒を飲んで起きたら昼間。会話の内容なんて覚えてねーけどスッキリした。言いたいことぶちまけれたんだろう。
竜胆)起きて兄ちゃん
蘭)あーーーったま痛てぇ、、、
竜胆)阿呆ぐらい飲むからだろ。
テーブルと床に散らばった2人分とは思えない量の酒の空き瓶を片付けながら眠そうな兄と会話を交える。
蘭)だってオレの記憶飛ぶくらい飲まねーと竜胆言いたいこと話してくんねーじゃん。おかげでなんも覚えてねーわ。
竜胆)オレもなんも覚えてねー
はは、と笑いながら今日は二度寝して添加物だらけのジャンクフード食ってしょうもないテレビでもみて1日過ごしてやろうと思った。たまには良いだろう。
一生伝えもしないオレの初恋はどーなるのだろうか。この恋が叶うはずないなんて事はオレが一番分かってる。
いつか諦められるか分かんねーけど今はどうもせず普段通り過ごそう、それが1番だなぁと思ったとある夏だった。
長すぎる番外編 遭遇 お付き合い頂きありがとうございました🙇♀️リクエストからかけ離れた内容になってしまいましたがなんかすごいお気に入りです🙌
いつでも受け付けていますので是非気軽にリクエストよろしくお願いいたします⸜❤︎⸝











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!