俺の髪をいじりながら話すスーツの男性

　コンちゃんだ

　俺はコンちゃんの手を振り払い、

　ばどの背中に移動する

　みどりはここに”4人“がいるのを分かっていた

　となるとみどりとコンちゃんは共犯だろう

　コンちゃんはけらけらと笑う

　そんなコンちゃんを見てレウは溜息を吐くが、

　正直言って吐きたいのは俺の方だ←

　ガッ、とばどに小脇に抱えられ、

　飛んで食堂まで連れて行かれる

　ガシャン、

　食堂の窓を割り、ばどと俺が侵入する

　らっだぁは心無しか怒っているようだ

　まあ、窓割ったのばどだし俺は関係ないがな

　俺はばどとらっだぁから離れるようにら民の方へと向かう

　ご飯を渡してくれたら民数名にお礼を言い、

　椅子に座りながら足をばたつかせるみどりの方へと向かった

　みどりは隣にある椅子をぽんぽんと叩き、

　座れとでも言うようにこちらを見る

　俺はみどりの叩く席に座り、

　ゆっくりと溜息を吐いた

　ご飯を食べようとしているところにコンちゃんが現れる

　

　今日はご飯食べないみたいよ、とコンちゃんは言う

　いつの間にかこちらに来たらっだぁが話に入る

　ばども相槌を打つように頷き、ご飯を食べる

　エビフライを頬張りながらばどが答える

　らっだぁはバツが悪くなったのか目を逸らす

　そんならっだぁを見てばどは溜息を吐く

　前の俺みたいな感じじゃない?とコンちゃんは付け足す

　コンちゃんは何かを察したのかインカムを入れる

　俺とばどはよくわからずに首を傾げる

　なるほど、と言ってばどは席を立つ

　美味しかった、とら民に告げ、

　会議のための資料を取りに部屋へ戻る

　嫌な予感がするのは気のせいなのだろうか

　モヤモヤする気持ちを抑え、自室の扉を閉めた

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