一方その頃…
おらふside
突然、みーこんがなにか反応した!
はーみんの魔力? …てことは、
おんりーが危ない!!
そして俺はみーこんと一緒に走り、途中で…
めんとぴーらんと合流するのだった!
おんりーside
もうこうなったら一旦引くしかない!!
さすがにこれは場が悪すぎる…!
サッ!! ドーーーン!
これで撒くしか方法がなかった!
だけど…
シュン!
すぐに追いつかれてしまった…!
これはまずい!!
どうしよう…? このままじゃぼんさんが…!
考えろ! 出ないと…
ぼんさんと俺がどちらか確実に終わる!!
加えて俺にははーみんがいるけど、
ぼんさんには九尾がいない!!
トン!
気づけば俺は、ぼんさんの背中を
押していた…!
これでおそらく俺が奴に
意識を乗っ取られるのだろう…。
これから多分過ちを犯すことに
なるんだろうな…。
まぁでもぼんさんが無事なら
それでもいいけど…。
そう思ったその瞬間…
ファサッ!!
スー!!
ガシッ!
気がつくと俺はぼんさんに支えられていた…!
どうやら乗っ取られずに済んだみたい!
どうしてなんだろう…?
ぼんさんがそう言って、
俺から支えた手を離した瞬間…
黒幕がキレ気味でそう言った…!
新しい九尾むーにんが助けてくれたみたい!
そっか! だから助かったんだ…!
なんかくる…!! そう思ったその刹那…
ドーーーン!
おらふくん達が来てくれて、
なんとか奴を追い払うことに
成功したのだった…!
(次回へ続く…!)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!