私たち4人は誰もいない洞窟の底で話し合っていた。
その通りだ。
まなちゃんだって何も罪がないのに殺された。
それを楽しんで見てるって思うと腹立たしい。
でもここから脱出しようと下手に動いたら殺されるかもしれない。
ならどうすればいいんだ……
もし……
本当にこのやり方しかないのなら……
私は自分を犠牲にしてでもみんなを守りたい。
大切なみんなが生きていてくれるのなら私はそれでもいい。
まなちゃんには悪いけど、きっと許してくれるよね。
だけど……
しゅうやも巻き込んでしまう……
しゅうやには生きて欲しい……
でも、でも……
わかんないよ……
何が正解で、何が間違ってるのか。
答えが見つからないよ……
でもやっぱり……
りゅうきに聞いてみよう。
私はしゅうやを2人の離れた場所へ連れてった。
きっとこれは正解じゃない。
でも、間違ってもいないと思う。
正しさなんかわからない。
答えなんてきっと存在しない。
だからこそ、この選択でよかったんだ。
2人には生き残ってもらいたい。
はるな、お嫁さんになれなくてごめんね。
はるなのお嫁さん姿、楽しみにしてるから。
ひかるはきっといいお父さんになるよ。
しゅうや……
大好きだったよ。
私としゅうやはお互いに剣を持ち、お互いの心臓の前に構えた。
私たちは、お互いの心臓に剣を思い切りさした。
そして……
バタンッ
私の目にはたくさんの涙がたまっていたのでした。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。