<不死川side>
俺はバンバンと扉を叩きながら、またもや閉じ込められてしまった部屋を見渡す。
部屋の中心では、義勇が困ったように笑いながら俺の行動を見ていて、他にはベッドとそれのサイドテーブルしかない。
数日前にも見た光景。
確認していないが扉の上には、『セックスしないと出られない部屋』の文字が印刷された張り紙があるんだろう。
そう、俺らはまた閉じ込められてしまったのだ。
前回は義勇と宇髄と煉獄と伊黒の5人で閉じ込められていて、義勇と恥を忍んでセックスすることであの場から脱出できた。
そして、それをなかったことにしたのだ。
みんなの前でセックスしただなんて考えたくないし、義勇も忘れたいみたいだったし。
2人で悪夢を見たということにした。
でも、今回は義勇とふたりきりではあれど、またこの部屋に閉じ込められた。
どうせまた床下に盗聴器が仕掛けられているんだろうから、俺のこの怒声も筒抜けだろう。
だが、怒鳴らずにはいられなかった。
早くここから出ないと、、、
こうなる。
1度ヤッたからか、義勇は結構大胆になっていた。
それを知っているから俺は、あえて早めにここから抜け出そうと思っていたのに。
1度ここの部屋の管理人(?)にヤってるのを聞かれているから、もう義勇もこだわらないのだろう。
それよりも早くここから抜け出したいといった様子だ。
俺は、こういうのは2人だけのときに何の懸念もなしにゆっくり堪能したいのだが、、、
義勇に差し出された透明な液体入りの瓶を見て、俺は間抜けな声を出す。
義勇はその声に逆に疑問を持ったらしく、扉の上にあるであろう張り紙を指さした。
それを追って見ると、そこには『夫がその───りの液体を飲まないと出られない部屋』と書かれていた。
文字の途中が濡れてしまったようで、滲んで見えなくなっているが。
義勇の恐ろしい発言に突っ込みながら、俺は瓶を蓋を開けて匂いを嗅ぐ。
普通の水みたいだが、、、いや、そんなことを考えてもどうせ答えは出ない。
だったら、腹を括って飲み干すしかない。
そう思った俺は、瓶に口をつけて、その透明な液体を一気に飲み干した。
それと同時にガチャリと扉の鍵が開く音がして、ゆっくりとドアが開く。
俺は義勇の手を引っ張って、そこを通った。
現実逃避していた俺は、そんな義勇の声で現実世界に引き戻される。
俺たちが来たのは現実世界ではなく、『セックスをしないと出られない部屋』だ。
先程の時間は何だったのか、やはりここに来させられるんじゃないか。
そう思いながら俺は、義勇に気が付かれないように荒い息を吐く。
どうやら先程の液体に何かいけないものが入っていたようで、飲んだ後に身体が火照り出して頭がぼんやりするのだ。
何が入っていたんだろうと思い、無意識に義勇を見ると、義勇もこちらを見ていたようで目が合った。
ドクリと心臓が脈打ったのがわかった。
気付けば俺は、部屋に置かれてあったキングサイズのベッドに義勇を押し倒していた。
俺の身体の下には、びっくりしたような顔をした義勇がいて、衝撃でゴムが切れたのか髪が解けている。
びっくりして緊張したのか、義勇の首筋に汗が伝うのが見えて、俺は反射的にそれを舐め取った。
急に舐められてびっくりしたのか感じたのか、義勇がそんなエロい声を出す。
───あ”ーっ、ヤバい。
そう思ったが、俺ももう制御が利かなくなっていた。
俺の言葉にハッとして、義勇は何か言いかける。
だがその口から言葉が発せられる前に、俺は義勇の口を自分の唇で塞いでいた。
クチュ、、、、ッ♡♡れろっ、、、レロックチュッッ♡♡
甘い音が部屋に響き、俺はゆっくりと義勇から顔を離す。
つーっ、と、義勇と俺の口を繋ぐ銀の糸が引いた。
とろんとした顔で俺を見上げてくる義勇の色気に、思わず俺は息を呑む。
それからニヤッと笑いかけて、俺は義勇の耳に息を吹きかけ、ペロリと舐めた。
耳が弱い義勇は、びくりと身体を震わせて逃げるように身体を捻った。
そんな義勇の耳を舐めたり食んだりしながら、俺は義勇のジャージのチャックに手をかける。
ゆっくりチャックを下ろし、諸々脱がせ、陶器のように白くて滑らかな肌をするりと撫でた。
義勇は片手で口を覆い、涙目で俺を見る。
その薬指に俺の左手の薬指に嵌っている指輪と同じ指輪を見つけ、俺は嬉しくなって義勇のジャージのズボンに手をかけた。
一気に引き下ろすと、義勇の綺麗な肌の露出度が一気に高まる。
恥ずかしがっているのか、その肌は淡いピンクに上気していた。
義勇とディープキスを交わしながら、俺もまた自分の服を脱ぐ。
媚薬で感度を高められた俺のモノは、もうすでにビンッビンに勃っていた。
<冨岡side>
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ♡♡♡♡
実弥は媚薬にやられているのか、俺のこともお構いなしに腰を振る。
流石と言うべきか、実弥は俺のイイトコロを知り尽くしているから、もれなく俺も感じてしまう。
実弥に言わせれば、もともと俺は感度が良いのだとか。
媚薬で欲望の制御が利かなくなっている実弥は、俺の弱いところを確実に、そして激しく突いてきた。
興奮に顔を赤くさせて、余裕のない笑みを浮かべている実弥はレアだ。
何ならちゃんと見て脳裏に焼き付けたいくらいだが、俺もまた余裕がない。
きっと、だらしのない顔をしているだろう。
でも、それを抑えられるほど、今の俺は感情の制御が上手くなかった。
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ♡♡♡♡
パンッパンッパチュッパチュッパチュッパチュンッッッッ♡♡♡♡
頭も呂律も回らなくて、実弥はそれを楽しむように激しく腰をぶつけてくる。
唾液を散らしながら、俺は実弥のされるがままになるしかない。
でもそれも、やっぱり相手が実弥だからか、不思議と悪くないものだった。
パチュッパチュッパチュッパチュンッッッッ♡♡グッポンッッッ♡♡♡♡
結腸を突き上げられて、俺はモノから大量の精液を吐き出す。
それを見て、実弥は笑った。
でも、その顔もすぐに余裕のないものになる。
きっとそれは、イったことで俺のナカが締まったからだろう。
ビュルルルルルルルルルッ♡♡ビュルッビュルルルルッ♡♡♡♡
ガチャンッッ♡♡











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。