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第6話

【🩷】桃の場合
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2025/11/15 21:45 更新
ーーどうして女ってだけで、
月に1度苦しまなくちゃいけないんだ。
(なまえ)
あなた
んっ…ふぅ…いたっ…
今日は久しぶりに彼と出かける予定。


なのに、起きた瞬間に感じる下腹部の鈍痛ーー
(なまえ)
あなた
(なんで今日に限って…)

あまりの痛さに彼の胸に顔をうずめると、
トントン…トントン…と優しく背中が叩かれるーー。

(なまえ)
あなた
(え、ゆめさん起きてる?)

そっと目を開けると、気持ちよさそうに眠る彼。


無意識なのかわざとなのかわからないけど、
その規則的な手は、私をもう一度眠らせるのに
苦労しなかったーー。



ーーーーーー


〜ゆめまるside〜

ゆめまる
ゆめまる
んっ…ふわぁ〜ぁ…

どれくらい眠っただろうか。
目を覚ますと、俺に顔をうずめて眠るあなたが。
ゆめまる
ゆめまる
(かわいいなぁ…)

なんて思いながら髪を撫でるーー。


ただ、オレに顔をうずめて寝ている時は、
何かしらあった時。


体調が悪いとか怖い夢を見たとか
仕事で嫌なことがあったとか…

ゆめまる
ゆめまる
(今回はどうしたんだろう…)

そんなことを考えていたら、
彼女のお腹に添えられた手が、目に入った。

ゆめまる
ゆめまる
(あー、そういうことか。)

デートの日には、
びっくりするぐらい早起きをして、
にこにこオレを起こしてくるあなたが
ベッドで寝ている理由を察するーー。

ゆめまる
ゆめまる
よし、と。

彼女を起こさないように、そっとベッドから出るーー。


ーーーーーー


リビングにつくと、まずは湯たんぽを用意する。
ゆめまる
ゆめまる
スープなら飲めるかな…

冷蔵庫の中身を確認し、ミネストローネを作るーー。


そろそろ彼女の様子を見に行こうかなと思った時…


ーーガチャ…
(なまえ)
あなた
ゆめさん…おはよぉ
ゆめまる
ゆめまる
ん、おはよ。
ミネストローネ作ったけど、食べる?
(なまえ)
あなた
食べるっ!
ゆめまる
ゆめまる
ほーい。ちょっと待っててね。


ーーーーーー


次に目を覚ますと、彼はいなくて…
代わりにリビングの方からいい香りがーー。


重い身体を起こし、リビングに行くと、
彼がスープを作ってくれていた…

ゆめまる
ゆめまる
ほい、お待たせ。

テーブルの上には、
スープに加えて、水といつもの鎮痛剤がーー。
(なまえ)
あなた
(気づいてたのか…)ありがとう!
(なまえ)
あなた
いただきます。

…もぐもぐ…
(なまえ)
あなた
んっ、おいしい!
ゆめまる
ゆめまる
ほんと?良かった!
(なまえ)
あなた
ゆめさんは優しいねぇ…
ゆめまる
ゆめまる
なんそれ(笑)
(なまえ)
あなた
いや、なんか改めて思って(笑)
ゆめまる
ゆめまる
そっか。
ゆめまる
ゆめまる
ほら、食べ終わったら薬飲みなよ?
そんで、今日は家でゲーム三昧にしよ!
(なまえ)
あなた
はーい。
あー、出かけたかったなぁ…
ゆめまる
ゆめまる
来週出かけりゃいいやん、ね?
(なまえ)
あなた
そうだけど〜…

お出かけがなくなったことが悲しくて、
ちょっとごねる私。


そんな私を見て、困ったように笑う彼。

ゆめまる
ゆめまる
わーかったよ!
薬飲んで、マシになったらコンビニ行こ。
コンビニにお出かけデートで許して!
(なまえ)
あなた
ふふっ、仕方ないなぁ…

なんて言いながら、ニヤニヤが止まらない私。


すぐそこのコンビニ。
別にいつでも一緒に行けるコンビニ。

でも、今日一緒に行けることに意味がある。
(なまえ)
あなた
(なんて言ったらゆめさんは笑うかな。笑)




ーーーーーー


あの後コンビニで、アイスが欲しい私と
お腹が冷えるからダメだという彼とで
バトルが繰り広げられたのは、
また別のお話ーー。


fin.

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