?「____応答せよ。…… 応答せよ、 おい、」
静かな空間に ピ、ピ、ピ、という電子音が響き、パートナーの応答を待つ。
?『ごめん、聞こえてるよ。』
?「何処にいる、」
?『Dブロック、17番。』
?「順調だな。監視カメラは俺がハッキングしといた。安心して進め。」
?『わかった。back2backは?』
?「お前あの双子を心配する気か?」
?『なわけ。ちょっと聞いてみただけだよん』
?「わかったから、気をつけろよ、」
?『うん、愛してるよ』
?「あぁ、…… 俺も。」
ピッ ピーーーー
此処はマフィア事務所、通信本部。俺のパートナーは今敵地潜入中。3つほどのモニターにかじりつき、パートナーの安全を見守る。
一瞬の気の緩みも許されないこの世界にハッカー兼マフィアの才能を持ってこの立場に着いた。
ヘッドセットをしっかりと固定して微細な音でもキャッチできるようにする。
?「あ、おい、応答せよ。"ミンギュや、"応答せよ。 …… ミンギュ、」
?『はいはいなんでしょ。 もう名前呼んでるじゃん"ウォヌヒョン"』
🦊「いいから、前方見ろ。あと右後ろ。 」
🐶『はい、了解。』
しばらくすると鋭い銃声が聞こえ、俺の心臓の鼓動が一気に急上昇する。
🦊「______ミンギュ!」
🦊「ミンギュ、?おぃ、大丈夫か?ミンギュ!応答せよ、 ミンギュ!」
🐶『大丈夫、生きてるよ。ヒョンが教えてくれたから。とりあえず目的地まで着いた。例の資料は回収完了。安心して?』
🦊「わるい、俺がもっと早く伝えていれば、…」
🐶『大丈夫。俺はすぐ戻る。みんなにも伝えておいて。』
あの時俺が聞いた電子音は確かに銃器を知らせる音だった。もう少し早くミンギュに伝えられていたら、ミンギュが巻き込まれていた可能性を低くできたかもしれないのに。
ヘッドセットを強く叩きつけて部屋の扉を勢いよく開け、通信室を出た。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
マフィアパロ、リニューアルしました!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!