コツコツと屋上に続く階段をゆっくり上がっていく
古いからだろうか、ギィー音を立てながらと屋上の扉が開く
この男は(一応)生徒会長である...
授業には出ていないがとても頭が良く、顔もいい為とてもモテている...
まぁ...本人はどうでもいいと言っているが...
と、話しかける
と、不機嫌に答える......誰かさん
柵をまたいで、少し怯えながらもベンチに座っているあなたに近づく
黙って言われたどうりあなたに近づく
あなたが急にゾムのことを引っ張って抱きしめて、一緒にベンチに寝っ転がっている
ジタバタと暴れるゾム
それを、阻止するあなた
ゾムがあなたと向き合うかたちになり、あなたの肩あたりに顔を埋める
───────────────────────────────────────────
キーンコーンカーンコーン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここで切ります!
言い忘れてましたがゾムはまだ我々メンバーと会っていません!
次回!○○○○にも救いの手が!
デュエルスタンバイ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。