と、あなたがにこっと微笑みながら挨拶をする
オスマンはあなたの無自覚攻撃にやられたようだ
(おい)
あなたはオスマンを何とか説得させて帰らせた...
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...翌日...
なんて、独り言を呟きながら今日もまた屋上にへと、足を運ぶあなた
と、ギィ~とまだ直されない屋上の扉を開ける
と、言ってあなたがオスマンに向かって手を広げる
────────ゾム視点 ──────────────────────────────
あぁ、会いたい...
すごく寂しい
あなたさんに褒めて貰って...
俺...変わったなぁ
今まで寂しいなんて…思うこと無かった
必要とされなくても...
虐められても...
親に罵倒されても...
寂しい...なんて、
愛して欲しい...なんて、
思ったことなかった
ただ
苦しくて...
辛くて...
消えてしまいたい…
としか思ってなかった...
あぁ...寂しい
あなたさんに会いたい...
コツコツと足音が静かな廊下に響く────
いつの間にか直されている屋上の扉をガチャと開ける
最初に目に入ったのは、あなたさんと知らん人が
俺とあなたさんで寝たベンチで寝てるところだった
しかも抱き合っている...
この状況に困惑しながらも近づいてみる…
一緒に寝ている人はとても顔が整っている...男性?だった
とりあえずあなたさんと寝ている知らん人を起こして見る
オスマンは、あなたを起こさないようにそっ〜と離れ
少し離れたところに座り、話し始める
と、イタズラに成功した小さい子どもの様に悪い顔をしてニパッと笑うあなたさんは
どこか可愛さを持っていた…
確かに...いつから起きていたんや?
いや...教えれる分けないやん
恋のライバルなんて...
...なんか、悔しいな
よっしゃ予約完了✨
ガチャ
あなたが屋上の扉の奥に姿を消した...
また明日...かぁ〜
明日が楽しみやな!
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ここで切ります!
最初、オスマンさんもゾムさんも警戒してるのなんか可愛い(((
次回!
あなたさんと一緒に寝れてゾムさんご機嫌良すぎ!
そして○○○○さんのお悩み解決!?
あなたさん忙しすぎ笑
の二本仕立てでございます!
ジャンケンポン!
デュフフフフフフ((( キモイ Byあなた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。