第7話

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2024/06/04 12:26


翌日



岩泉「あなた、一緒に行…」



「誰が高校生にもなってお兄ちゃんと学校いくの!?行かないから!!!」



「いってきます!!」



ガチャ




国見「朝から元気…笑」



「あっ英!おはよ!!」



国見「はよ、」



「入部届持ってきた??」



国見「あ、忘れた」



「うわ、明日持ってきてバスケ入りますとか言わないでね」



国見「ないから笑」



家出てから教室まで同じとか…



ガラッ



「最後まで同じとか勘弁なんだけど」



国見「家出てから最後まで同じだな」




?「あの〜、、」



誰だろ、この子…



?「このキーホルダーって岩泉さんのものですか?」




「えっ!あ、ほんとだ!嘘!?どこで!?」




?「廊下に落ちてました!」



「ありがとう〜!これ大切なものなの!名前なんて言うの?」



はるか「千世はるかですっ!」




「はるかちゃん!よろしくねー!タメで話そ!」



はるか「!うんっ!」


はるかちゃん…めちゃくちゃ可愛いじゃん!!







国見「"それ"、大切にしてくれてたんだ」



「当たり前じゃんっっ!英が初めてくれた誕プレ!」



国見「まじでその時のセンス終わってたのに。誕プレに牛のキーホルダーってどう考えてもおかしいでしょ」



「そんなのいーの!!」




-昼休み-



はるか「あなたちゃん、良かったらお昼一緒に食べない??」



「うん!食べよ食べよー!中庭行く?」



はるか「そうだね!」









「いただきまーす!」



はるか「いただきます!」



「わっ!はるかちゃんのお弁当すごい美味しそう!」



はるか「実は自分で作ってるんだ!」



「えっ!凄いね!!」



はるか「ふふっ、ありがとう」



はるか「あなたちゃんって…国見くんと付き合ってるの?」



「え!?なんで!?」



はるか「朝見た時、すごい仲良さそうだったもん!」



「いやいや、ないよ〜。幼馴染なだけ!」



はるか「えー、ほんとに〜?」



「ほんとほんと!はるかちゃんこそ好きな人居ないの?」



はるか「私は居ないよ!!」



「それこそ意外なんだけどー!」




高校最初の友達いい子すぎて泣きそう

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