第3話

第3話
24
2019/08/01 09:58 更新
俺はいつもの帰り道を歩きながら、ずっと彼女のことを考えていた。
三神信也
三神信也
………彼女は…。
透き通るような茶色に染まった髪。カモシカのような足。白い腕。…俺は彼女のことが忘れられずにいた。
三神信也
三神信也
それに……あの…。胸の痛み…………。
彼女を見た時。初めての出来事だった。……心臓よりも…それより奥深くがズキズキと痛むような……。あの感覚。
三神信也
三神信也
俺は…もう…。彼女に……………………………。
                                                                                           「恋をしているんだ」
もう忘れたくない。彼女の面影。俺が見上げていた彼女。………俺は…俺は。
三神信也
三神信也
好きなんだ。
三神信也
三神信也
大好きなんだ。……もう。俺は………。
綺麗な女性
綺麗な女性
(部活頑張れ!)
三神信也
三神信也
もう一度会いたい。
三神信也
三神信也
ずっとずっと時間が許す限り……。話していたい。
三神信也
三神信也
彼女と……。
俺は道端に咲いていた向日葵を見上げた。向日葵は風に揺られ、ゆらゆらと左右に揺れている。
三神信也
三神信也
まるで……。彼女の笑顔のようだ…。
綺麗な女性
綺麗な女性
(ありがとう!)
俺の脳裏に彼女の笑顔が浮かぶ。
三神信也
三神信也
なぁ…。向日葵………。教えてほしい………。
三神信也
三神信也
どうしたら、また彼女に会える?
向日葵は風に揺れているだけで、俺に答えを教えてくれなかった。

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