無理や、俺は、ほとけとの別れは無理やッ……
情けないよなw w……
辛いのはあいつなのにさ、
どうしてもッ………
消えるその瞬間の時にほとけの傍にいられへんッ
耐えられへんのよ……グスッ
グイッ
なぁッ……なんで止めるん……グスッ
その場から逃げようとしていた俺を
ほとけは、俺の袖を掴んで
泣いてるような、笑ってるような顔で
止めている
違う、あいつは笑ってなんかない
作り笑顔で、必死に辛いのを隠してるッ……
なんでだろう、、、、、、
りうらは、今頭の中で思っただけなのに……
自然とこぼれ落ちてしまった言葉
りうらの本音
なぁいむくん
いむくんの周りは花だらけ
なんなら身体にも少し咲いている
彼のその歌声は、街のどこまでも響いて
きっと、聞いた人の心に花を咲かせるような
美しくて切なくて、どこか嬉しそうな世界を作った
嗚呼……何故こんなにもいむの歌声は綺麗なんだろ……w …………
歌詞一つ一つが心に刺さってくるッグスッ
この歌をいつまでも、果てるまで聞いていたいッ……
なんでそんなに楽しそうに歌うの?……
まるで、全てを諦めたような顔でこっちを見ないでよ
嫌だッ……
嫌だッ!!グスッ……
不思議やなぁポロポロ
その透明な歌声は、どの花よりも綺麗で
いつまでも聞いてられる、、、、、、
アレッ?……
なんで俺泣いてるん????グスッ……
すごく切ない。すごく美しい。すごく楽しそう
すごく辛そう。すごく愛を求めてそう。。。。。
たった一人の歌声から、いろいろな事が感じるのはなんで?
こんなに街に響き渡る歌は初めてッ……ポロポロ
まるで、街の上を通る花びらのように……グスッ
バタッ
みんなも聞いてみて!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。