《あなたside》
おかあさっ、なんてこと言ってっ、
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お母さんに送り出してもらった勢いで家を出てしまったせいで待ち合わせより少し早い。
ガチャッ))
心做しかヒロくんの顔も、赤く火照っているように見えた。
話していればいるほどヒロくんに気持ちがバレそうで
でもどさくさに紛れて気づいて欲しくて
結局自分の気持ちがわからず当たり障りのない曖昧な返事でその場を凌ぐ。
違う。勘違いしない。
私が可愛いんじゃなくてあのころの行動が可愛かっただけ。
あくまで昔の話。
今の話じゃない。
忘れろ忘れろ!!
ピピピピピ
ガタガタガタガタガタガタガタ
ヒューーーーーーーーー
《ヒロside》
さっきまであんなに撃沈してたのにご飯の話題を出した瞬間目、キラキラさせるあなた。
かっわいいなぁ、
こんな時間がいつまでも続けばいいと思うのは
俺だけだろうか。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。