“ロボット” … それは私のあだ名だ 。
このあだ名の原因は , 多分私が“ 無感情 ”だからだろう… 。
誰も助けてくれず , だからと言って , 自分から話しかけず , 助けを求めず , ただ椅子に座ってるだけ 。
椅子に座ってる時も無表情 。 何もしないでただ座っているだけ … だから , ロボット と呼ばれているのだろう 。
今日も特に話さず , 一日が終わる … 。 そんなふうに思ってた 。
でも今日は … 違った 。 なんと , 同じクラスの女の子2人が , 私に話しかけてくれたのだ 。
この日は ,2人は挨拶を返してくれると思ってなかったらしく , とても嬉しそうに席に着いていたのを覚えてる … 。
でも私は , 挨拶してくれた事を特に思っていなかった 。 だって … 挨拶をしてくれても , 次の日には挨拶はないし , 話しかけてくれないからだ 。
期待をしていた訳では無い … 。
私はもう …
“ 期待をすることを , 諦めた 。 ”
… 私の居場所は2つだけ … それだけでいいのだ 。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。