第5話

chapter4
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2024/03/10 12:38 更新
あなた
後は準備、か…
ロー
ロー
…?、何の準備だ…?
頭にクエスチョンマークを浮かべているローを横目に、私は楽しくなってこう答えた。
あなた
あ、私明日からは別の所に住むんだ♪
ロー
ロー
んな…!?聞いてないぞ、
あなた
言ってないしー
あなた
というわけでこの家での最後の晩餐、楽しみにしてるね☆
そう半ば煽るように伝えて部屋を出た。


やー、反応が実に愉快愉快。






流石にいうの遅すぎたか、まあいいや、どうせ学校で会うことになるだろうし…







そんなことより、



明日は体力測定と健康診断か…授業はないらしいから拘束も短いだろうが、問題は…







ユースタス…


あのダル絡みが明日も続くのか…憂鬱…






なぜ私がそんなにも疲弊したのか…

それは数時間前のHRにさかのぼる…
スモーカー
スモーカー
____以上だ、何か質問あるか?
スモーカー
スモーカー
無いな…、解散。
先生が言葉を言い終えたと同時にざわめきを取り戻した教室。

新しく来た転入生に話しかけようと立ち上がる複数の生徒 m o b 達。






当の私は今赤髪の同級生に絡まれまいと先生の後を追っていた。


そりゃあHR中ずっと睨んでくるんだもの、逃げ出したくなるわ…。
あなた
ぁあの、先生…!
スモーカー
スモーカー
…??何かあったか?




しまった。



あの赤髪に絡まれまいと先生に縋ったのはいいものの、



肝心の口実を考えるの完全に忘れてた…



あなた
あ、えと…っあ!私寮に入る予定なんですけど、部屋の場所とかって…?
スモーカー
スモーカー
あぁ、あなたの名字は確か、明日からだったよな?
あなた
はい、
スモーカー
スモーカー
明日、クラスメイトの中でルームメイトを決める予定だ。
その時に決まったルームメイトに部屋は案内させる。
お前も明日までに寮の準備をしておけよ、。
あなた
わかりました、ありがとうございます。


部屋割りかぁ…



果たしてランクEの私でも入れてくれる心優しいクラスメイトは存在するのだろうか…




この学園でのランクってスクールカーストみたいな物らしいからランクEってかなりきつかったり…??










キッド
キッド
随分と露骨に避けてくれるじゃねぇか転入生よぉ…
今後を大きく左右する重大な考え事をしていたら、

背後から忍び寄る強面さん達に気付かなかった。



釘バットでも持って返り血を付けていたら高確率で気絶してただろうな。

あなた
ッ…えっ…?
冷静な脳内に対して間抜けな声を出してしまったが、



都合の悪いことにアドリブスキルは持ち合わせていない…






ええい!!ままよ!!!!!
あなた
ご…めんなさい…ちょっとびっくりして、、
キッド
キッド
あぁ゛?
キラー
キラー
やめろキッド!目的は虐めじゃないだろ、
一言で言えば蛇に睨まれた蛙、状態だった私を救ってくれたのは覆面マスクの人…




誰だよ!!!

覆面マスクを被っていることよりそのマスクが校則違反じゃないことに驚きだわ。



あなた
あの、何か用でも…??
キッド
キッド
あぁ、突然だが…一か月後にあるランク分け試験は知ってるよな…?
知ってるも何もさっきHRで説明されましたね
あなた
はい。
キッド
キッド
そのランク試験の団体戦で、俺達と組まねぇか、??
へ…?
キラー
キラー
…勿論今すぐにとは言わない…!
明日の体力測定で能力の詳細についてもわかると思う。
前向きに検討してくれ、
覆面の人が前向きに検討とか言ってるんだけど怖い!!!




私がこんなにもマスクの人親切そうな893に恐怖している理由を説明すると、



この場合大体二通りに分かれる…


団体戦承諾するまで付きまとわれるか、


人数集め目的で直ぐに別の人に声を掛けて用無し扱いされるか…




どっちもあり得そうだけど、この場合恐らくある理由から後者ではない…






ある理由とは、


まぁ至極当然な話、能力者ってそうホイホイいるものじゃあないんですよ。



だからまぁ、利用できるものならしたいよね?

あわよくば、味方につけて敵に戦力渡らせたくないよね?って話で…





こんな強面の如何にも『戦うのが大好きでえす』みたいな見た目の人は経験上…






どんな手を使ってでも引き入れて来る。






そりゃあ誰でも優しそうな声でこんなこと考えてる(予想)人には恐怖しますよね。
あなた
ア、ハイ…、
場面転換が急?どの説明設定を先に入れるかを決めた乱数を恨むんだな。
さて、寮は誰と一緒になるんでしょうねー(不敵な笑み)

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