大我side
樹「ねぇ、きょも。昨日から一睡もしてないよ、
ちょっと寝なよ」
((・・。)(。・・))フルフル
『俺のせいで北斗が、』
なんで
樹「きょも…………」
こんなことになったんだろう
北斗
北斗
北斗
俺はどうなってもいいから
『……ぅ あっ…………』
北斗を助けて
ガー
『先生……っ
北斗は……
北斗は大丈夫なんですか!?』
先生「最善を尽くしました
彼も今意識を取り戻しましたよ
ですが……」
スタスタスタ
先生「待ちなさい
君……っ!!!」
樹「何か?」
先生「どうやら彼の記憶は……」
ガラガラ
その姿を見れて安心した
気づいたら抱きしめてたし
『北斗!!
……よかった……っ
……ほんとに……』
北斗「おい……っ
お前、何してんの?
……離せよ……」
そこにいた北斗の目にはもう
俺を映していなかった
NEXT⭐*゚
⭐よろしく!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。