第31話

🪶:「立った者のみ生を掴める 。」
136
2026/03/28 22:12 更新
 ⚠︎

 ・微嘔吐らしき表現あり
  ( 吐いてはないです 。少しうってなる程度です 。)
 ・流血
  ( 直接的な表現はありません 。)




 何が起こったのか分からなかった 。
 気付いた頃には ___



 _____ 背後で人が崩れ落ちる瞬間だった 。

🇯🇵.
 , へ ,, 

 どさっと無機質な音が響く 。
 そして同時に赤く彩られていく 。
 床 , 靴 , スーツ , そして私の頬 。

🇯🇵.
 ッひ … っ , 
🇯🇵.
 ひ , ひと …… が ,, 

 無論 。
 先程まで私もコレを作っていた 。
 そんな事実に今更気づく 。
 コレはゲームじゃ無い 。
 コレは小説じゃ無い 。
 コレは現実だ 。

🇯🇵.
 ッう ," 

 喉に何かが詰まった感覚がする 。
 吐き出そうとしても出るのは空気のみ 。

 駄目だ力が入らない 。
 服が汚れる事も厭わずその場に座り込んだ 。

🇩🇪
 日本 …… !!! 
🇩🇪
 だ , 大丈夫か … , 何処か怪我したのか ? 

🇯🇵.
 どいつ …… さん … 
🇯🇵.
 ひと ,, が 。人が …… 

🇩🇪
 ……… 

 ドイツさんは少し困り眉で 。

🇩🇪
 ………… , 日本は ……… 
🇩🇪
 … いや , 何でも無い 。

 ドイツさんは何かを言いかけて目を逸らした 。







       「 Ciao ~~~ !!!! 」








🇮🇹
 いやぁ危なかったんねにほん !! 
🇮🇹
 初任務お疲れ様なんね ! 
🇮🇹
 体力の限界なんね ? 
ふふん , センパイのioが背負ってあげよ
🇮🇹
 おぅ …… ? 

 イタリアさんが心配そうに此方を見下ろしてくる 。

🇮🇹
 そんな泣きそうな顔して … ,, 
にほん ,, ? 何かあったんね …… ?
🇮🇹
 パリが死んだとか ? 

🇩🇪
 おいこんな時に冗談言うな馬鹿 

🇮🇹
 冗談じゃないんね !!! 

🇩🇪
 それもそれでどうなんだよ 。

🇰🇵
 ………… 。
🇰🇵
 チッ …… おい 。お前 。

 イタリアさんの横に無言で 
 着いてきていた北朝鮮さん 。

 私の姿を見るなり舌打ちして話しかけてきた 。

🇰🇵
 立て 。
🇰🇵
 腰抜かしてる暇ねえんだよ 。

🇰🇵
 今からここの解体作業にかかる 。
🇰🇵
 意味が分かるか ? 
爆発させるんだこの建物 。

🇯🇵.
 … ,, 

🇰🇵
 …… 死にたけりゃ勝手に死んでろ 。

🇮🇹
 ちょっ北ク〜〜ン , ??? 
🇮🇹
 その言い方は無いんじゃ … 

 近寄っていったイタリアさんから距離を取り , 
 小さな溜息をついて彼は再度こう言った 。

🇰🇵
 …………… 忠告 。最後の 。
🇰🇵
 立て 。

🇯🇵.
 … っ , 

 足が震える 。
 膝が笑っている 。
 怖い , 何でこんな思いをしなきゃならないんだ 。

🇯🇵.
( 何で私の体は動かないんだ 。)

 『 どうせお前らぼっちでしょ 』
 『 何のことか分かんないある !! 』

🇯🇵.
( … 嗚呼 , )
🇯🇵.
( 何でこんな時に思い出すのが , )
🇯🇵.
( 貴方達なんですか , 。)

 ………… 舐められてたまるか 。

🇯🇵.
 立つ , 立つ 。立てます , まだ … 
🇯🇵.
 動け _____ 

 重心がズレる 。
 身体が斜度を持ち始める 。

🇯🇵.
 ぅ" , あ 

 知ってる 。体力の限界だ 。
 もうとっくにすぎてる 。
 もうとっくにエネルギーは空っぽだ 。

🇮🇹
 に…… , ……ぶ…んね ,, ?!?! 

🇩🇪
 だ………な……いだ…う !! 
🇩🇪
 …ほん 。…を……ぞ 。

 刹那の間に ,
 すでに外に出たアメリカさん達と
 目の前で焦るドイツさんとイタリアさんを捉えた 。

🇯🇵.
( 踏ん張れ私 , ッ )

 左足を前に大きく踏み出し ,
 倒れそうな体制から何とか起き上がる 。

🇯🇵.
 … ど , いつさん … ,, 
肩 … 貸してもらえますか ,, ?

🇩🇪
 … っあ , 嗚呼 。構わない 。
🇩🇪
 ……… よく立ったな 。

🇮🇹
 にほん偉いんね〜〜 !! 

🇯🇵.
 …… いえ , そんな 。
🇯🇵.
 北さんのお陰ですから ,, 。(にこ 

🇰🇵
 …… さっさと行け 。巻き込むだろ 。

🇩🇪
 嗚呼分かった 。
俺達の待機場所は分かるな ?

🇰🇵
 舐めるな 。そのくらい知っている 。

🇩🇪
 そうか , 
🇩🇪
 … 北 。日本の件 , 感謝する 。

🇰🇵
 ……… 良いからさっさと行け 。

 私達に背中を向けた彼の姿が
 どんどんの遠ざかっていく 。
 建物から数m程離れた時 ,
 イタリアさんが屈託のない笑顔で
 元気よく話しかけてきた 。

🇮🇹
 にほん !! これから建物花火が見えるんよ !! 
🇮🇹
 あれ見たら元気出るから !! 
ね , ドイツ !!

🇩🇪
 煩いだけだろあんなの 。

🇮🇹
 そんな事ないんね !!! (泣) 

 … 正直なところ , もう話す気力はない 。
 ドイツさんに寄りかかって歩くのに精一杯だ 。

 でも , 彼らの会話は心地が良い 。

🇮🇹
 というか , 
🇮🇹
 ioがにほん背負うって言ったのに 
ドイツだけズルい !!!!!!
🇮🇹
 うぇ〜〜 , io右側 !! 

🇯🇵.
 , っお … 
🇯🇵.
 ………… ふふ ,, 
🇯🇵.
 ありがとうございます , 

 転生前には戻りたいし ,
 この世界は危険しかないけれど ,
 ここも悪くはないんだよな 。

 そう心象に浸っているとどこからともなく
 どデカい爆発音が先の建物から聞こえてきた 。
 あと多分北朝鮮さんの声も 。

🇮🇹
 おーーー ! 
🇮🇹
 えうるさ 。鼓膜破れる 。

🇩🇪
 だから言っただろ 。

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