ここどこ?
確か…学校に行って、誰かに捕まえられて…から…蒼空くんが助けてくれたんだっけ…?
ここは蒼空くんの部屋で、ベットの上に寝ていたようだ
リビング(?)の方行ってみようかな…
ドアからチラッと蒼空くんを見ると、画面越しに何か喋っているようだ
なんだっけ、YouTubeなんだっけ?
邪魔しない方がいっか
暇すぎる…
…にしても、あの人凄い怖かった
またされるのかな
外に出て
また会ったら
怖い
怖い
もう…学校行きたくない…
1人寂しく、ベットの上で少し泣いていると、急にガチャっと音がして、すぐに私の体は腕の中に入った
やっぱり蒼空くんだ
いつも私を助けてくれる
そう考えながら、蒼空くんの腕に手を置くと、蒼空くんは私を強く抱きしめた
蒼空くんはやっと抱きしめていた腕を私から離して、部屋から出た
私はいきなり出ていった蒼空くんを追いかけようと近くにあった、私の前着てたカーディガンを素早く着て、部屋から出たが、もう家にはいなかった
どこに行ったの…?
私の…せい?
私がしゃがんで泣いていると、近くで聞き覚えのある声が聞こえた
私は深呼吸して、蒼空くんのソファーを借りて、秋斗さん達にさっきあったことを話した
秋斗さん達の私服、改めてみたらかっこいいな…
って、そんなこと言ってる場合じゃない!
[続く]














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!