第61話

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2026/01/30 08:25 更新
htmn (神宮寺はな)
おっ…
病室から話し声が聞こえる、瑠夏さんと…陽菜さんと……

多分…瑠夏さんのお友達の方
少し、明るい声色で、楽しそうだ
htmn (神宮寺はな)
ふふ…
自然と笑みがこぼれてしまう
別に、急用なわけじゃないし、あとででいいか
きびすを返して歩き出す
…はぁ…怖い……
人がこの世からいなくなるかもしれない……ということは
幾ら、関わりがなくても、この病院に来てから知り合ったとしても……
その人は、きっと誰かに愛されている

私は、最後に愛した人の涙を見ることになる

何度見たって慣れない…ま、慣れちゃいけないような気もするけど
htmn (神宮寺はな)
……やっぱり、私看護師向いてないのかな……
壁に寄りかかり、小さくつぶやく

やっとの思いでなった看護師、これももう時の流れは早いもので、数年前の話だ

でも、看護学校にいたときからなんとなく気づいていた、多分私はここではあんまり上手く人との関係を築くことができない……
それでも、自分の心を押し殺して、見て見ないふりをして……
人を助けたい、そんな思いが強くて……看護師っていう職業に就いた
htmn (神宮寺はな)
よし…!
そう呟いて、少し体を動かす
htmn (神宮寺はな)
絶対こんな顔、患者さんに見せちゃいけないですよね!ンマッ
辛い患者さんの病院生活を少しでも未来を見られる、明るいものにする、
それが看護師っていう職業だと思う

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