第5話

短編:誕生日の魔法にかけられて (Draco)⚠️ocあり⚠️
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2025/01/19 02:51 更新
You    ▶️🎀
Draco▶️🐍
Pansy▶️💠

⚠️一瞬原作にいないキャラクター出ます⚠️

皆様がお誕生日の日に読むことを想定したお話になっています

長編をのあいだに短編挟んですみません😢


一部加筆したので再度上げ直ししています~

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カチッカチッ

時計は狂いもなく一定のリズムで音を刻む

そして、決められた時間に針が指した瞬間

控えめな音量でジリジリジリと鳴る

私は寝ぼけながら手を伸ばして時計を止めた

針は朝の6時を指していた

寝起きでぼーっとする頭で
今日は何日か、何の授業があるのかを考えた

🎀(今日は………そうだ!!今日は私の誕生日!!)

自分の誕生日と自覚した瞬間眠気が一瞬でどこかに飛んでいってしまった

年に1度の特別な日!

そんな思いに心を踊らせてベッドから起きた

ピンク色でふわふわなパジャマからところどころ寮カラーである緑が入っているズリザリンの制服へと着替えた

そして、ドレッサーの椅子に座り、いつもはしない可愛らしいデザインのリップをつけた

何て言ったって私の誕生日だから!


鼻唄を歌いながら身支度を整えていると同室のパンジーがなんだか不機嫌そうな顔をして私のそばに来た

いつもパンジーはこの時間に起きていない
なので眠りを妨げられ不機嫌になるのも仕方ない

💠「お誕生日おめでとうあなた。でもちょっと、うるさいわよ…」

そして、ベッドでなんだか悪夢にうなされた顔をしている同室のメアリー・ボーンテをみて

「ほら、あの子もあなたの呑気な鼻唄で悪夢にうなされてるみたいよ
最悪な目覚めになる前に鼻唄をやめてあげて」

🎀「うっ…ごめんパンジー…」

私はしょぼんとした

そんな私をみたパンジーはなんだか申し訳なさそうなかおをして私の髪を結い始めた

パンジーは手先が器用で髪を結うのがうまい
いつもは頼んでもめったに結ってくれないが
今日は珍しくしてくれるらしい

これがパンジーなりの謝りかたなのかなと思うとなんだか可愛らしく感じて頬が緩んだ
💠「なによ、にやにやして」

🎀「んふふ~、別に~~??」






パンジーに結って貰った髪を揺らしながら談話室にいった


あなたの耳には髪を結っている間にパンジーから貰った金色のシンプルなデザインのイヤーカーフが2つ輝いている

談話室に行くとドラコがソファに座って本を読んでいた

心臓がどくりと打ち、鼓動が早くなる
彼とは友達以上恋人未満の関係だ
私はひそかに思いを寄せていた
何度か告白をしようと思ったこともあったが、いつも勇気が出ず、ずるずると関係が続いていき

彼にとって私は友達以上だが恋人未満というポジションになってしまった


私は早くなる鼓動を落ち着かせるために一度深い深呼吸をした

そして

私は優雅に本を読んでるドラコに声をかけた

🎀「おはよ~ドラコ」

ドラコは顔をあげ、本をパタリと閉じて


🐍「おはようあなた」

といった。
そして、彼の傍にある赤い花束と白い袋を渡してきた

🐍「誕生日おめでとうあなた」

🎀「わー!!!ありがとうドラコ」

🐍「いつもお世話になっているからそれのお礼だ」

といった

先月、自室にお花を飾りたいとドラコに話していた事を覚えていてくれたらしく、私は嬉しくなりにこにこした

赤い花束は何の種類なのか聞いてみるとアネモネらしい

とても可愛らしいお花だ

アネモネと答えたときの彼の顔が一瞬切なそうに見えたが、一瞬だけだったので気のせいかもしれないと考えた

シンプルなデザインの白い袋のなかにはバス用品が入っていてとてもおしゃれだった

なかなかセンスがいいなと思った

少し談笑した後、彼は用があるからと部屋に戻っていった

私も、もうそろそろ食堂に行かなくてはならないのでプレゼントを置きに自室にドラコから貰った赤いアネモネを花瓶に飾りに帰った


飾った後

食堂に行く途中でパンジーと合流し朝食を食べに行った

今日の朝食にはカボチャのポタージュとパンが出てきた

いつもと変わらない日常だが誕生日というフィルターがかかり、いつもより特別な食事に感じた


朝食が終わると授業の準備をしにパンジーと私は寮に戻った



今日はなかなかハードスケジュールでいろんな授業に参加した

大変だったけれど、いつも退屈な魔法薬学の授業もなぜか楽しく受けられた

これも誕生日の魔法だったり……??




遂に1日の授業が終わった
みんなの顔に疲労が滲み出ていた

そんな中あなたは1人元気でまだまだ有り余っているようだ

💠「あんなにハードスケジュールだったのにまだ元気があるなんてどうなっているの……」

パンジーが化け物をみるような目をして私をみてきた

なんだか心外だなーと思いながら

🎀「私今日バースデーガールだからね」

と自信満々にいうと

💠「浮かれすぎよ」

🎀「別に浮かれてないよ」


しょうもないことを話ながらスリザリンの寮へと帰っていった


部屋に戻るとパンジーが赤いアネモネの花瓶に気づいた

💠「とても可愛いわねこのアネモネ」

💠「一体誰から貰ったの?」

🎀「ドラコから貰ったよ誕生日プレゼントとして」

そして、パンジーは少し笑みを浮かべて

💠「ふーん、彼やるじゃない」

と言った

なぜそう言ったか聞いてみると

💠「あなた知ってる?赤いアネモネの花言葉」

🎀「ううん、知らない」

私は首を横に振る

💠「いいわ、教えてあげる」


💠「赤いアネモネの花言葉はね」




💠「 “君を愛す” よ」

その言葉を聞いた瞬間私はすぐに理解できなかった


🎀「君を…愛す……??」

🎀「そんなはずない。だって彼は私の事は恋人未満の存在だって思っていはずよ」


💠「それは本人の口から聞いた?」

言われてみれば聞いたことはなかった

💠「全く、マルフォイらしいわね 恋愛の事になると奥手になるみたいだわ」


💠「ほらあなた、 貴方はバースデイガールなんだから今日彼に思いを伝えなさいよ」

🎀「えぇ!?パンジー私がドラコ好きなの知ってたの!?!?」

💠「当たり前でしょ?あなたったらマルフォイの事になると好き好きオーラが出てたわよ??」

💠「ほら、はやく行かなきゃ 誕生日の魔法にかかってるんでしょ?今の貴方ならいけるわよ」


パンジーに背中をぐいぐい押され部屋から追い出され、告白するまで部屋にはいれてあげないと言われた

半ば強制的に私はドラコに告白するみたいだ


仕方ないと思いドラコ探した


案外彼は簡単に見つけられた

彼は談話室で友達と話をしていた

話しかけようか迷っていると彼がこっちをみたのでチャンスだと思い手招きをし、人気が少ないところに彼を呼び出すことに成功した

🎀「あのドラコちょっといい?」

🐍「なんだ?」

二人の間に緊張が走る

私はうつむき気味に

🎀「あの、、、、私ね、、ドラコの事が好きなの、、」

か細い声で伝えた


多分私の顔は真っ赤だろう
自分でも顔が赤くなっていくことがわかる

🎀「今朝ドラコがくれた赤いアネモネ、あの花言葉をパンジーから聞いたの」


🎀「君を愛すって……意味らしくてそれで……」

ふと彼の顔をみてみると耳まで真っ赤になっていた

二人して顔を真っ赤にさせているのがなんだか笑えてきて

私は思わず笑ってしまった

🐍「なんだよ」

と彼も少し笑みを浮かべながら言った

🎀「だって、二人とも顔がリンゴみたいに真っ赤なんだよ??」

と言っている間にも笑いが込み上げてくる

笑うことによって二人の間にあった緊張もほどけてきた

ひととおり笑い、緊張もほどけていったところで私は

🎀「ドラコは私の事どう思ってるの?」

と聞いた

ドラコは少し耳を赤く染めながら

🐍「僕もあなたの事が好きだ」

と伝えてくれた

🎀「ほんと??」

🐍「ああ本当さ」

私の好きな相手と両思いという実感がだんだんわいてきて嬉しさのあまり涙がじわじわ込み上げてくる

そして顔を手で押えて
🎀「よかった~」
と呟き涙を流す


そんなあなたにドラコは近づいておでこに優しくキスをした

ドラコの唇の暖かさと柔らかさがおでこに伝わったのと彼の予想外の行動に涙が引っ込んだ


🐍「顔が真っ赤だぞ??」

と意地悪そうに笑い、いってきた

🎀「だってさ~………」
と二人でたわいもないことを話した___


その日から私たちは付き合うことになった

告白が成功したことをパンジーに伝えると嬉しそうにし、ハグをしてくれた

彼女は最高の友達だと私は思った


私の部屋にある花瓶に飾られた赤いアネモネ、11本が綺麗に咲いている

_ずっと変わらない思い、君を愛す_

という意味をもちながら…………


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私事ですが、16日が誕生日だったということで

夢主が誕生日のお話を書いてみたいとふと思い徹夜して書きました笑

個人的に書き上げるの楽しかったです😌








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