『 し 』
これを聞いてあなたはどんなしを思い浮かべますか?
市 氏 次 詩 師
ひとつの言葉でも、様々な言葉がありますよね
でも私が一番最初に、
真っ先に思い浮かべるのは
死だ
みんな、
私なんかいらないでしょ…?
新作、🐢🐢🐢投稿中に度々すみません
実は、この小説を書こうと思ったのにはちょっとした理由があります
最近、身の回り、というかこのアプリ内の方々に辛い思いをしていてプライベートが安定しない方が複数見られます
私の勝手な行動ですが…この小説で、お話の通りに現実がある訳では無いことはわかっていますが
ネタバレになるかもしれませんが、
夢主ちゃんと一緒に辛い状況を少しでも逃げ出せる場所を探して、
少しでも楽な気持ちになれたらいいな、と思ったからです
私のような赤の他人がわかったような口を聞くことでもありませんが、
できることがあるのなら、
この小説やほかの小説で、少しでも皆様の心に寄り添っていたいと思います
しんみり暗い話になってしまい申し訳ないです
ですが、身の回りには一見、普通そうに見えて辛い思いをしている人がたくさんいます
少しでも、そんな人がいるのだと、
少しでも、皆様の優しさがちょっぴり増えればと思います
変な理由で作ってると感じる方もいるかもしれませんが、ご了承いただけると幸いです
それでは、本編へ
町に響くクラクション
空気に舞う排気ガス
朝も夕方も鳴いているカラス
毎日のように身につける制服
電車に乗る大勢の人
顔を合わせて笑顔で振る舞う周りの友人
友人…といって、いいのだろうか
……こんなみんなにとって普通の生活が少し
私には疲れにしか感じなくなっていた
毎日のように私を叩き蹴り
バイトで稼いだお金は盗られ、夜、仕事に行く母
どうしてこんな人が母親でいられるのだろうか
人の顔にカッターを突きつけて嘲笑う友人
……こんなの、本当に友達…?
おかしい
おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい
すべてが
おかしいんだ
私は……
なにが、
したいんだろう