私がとっさに思いついたのは
買いに行くことだった
でもそのあと思ったのは
この室町の時代にスーパーなぞないのだ
でも私は、私だけは唯一令和に戻ってスーパーでそうめんを買うことができる
家に戻る必要も出てくるが、この方法なら間違いないし
秋になってくるとスーパーがこぞってそうめんをありえない値段で売り出す
目が覚めると、ずいぶん昔に感じるあの時に落ちた穴の中のままだった
体は動けるし、道も分かりかけたところまで来ていたから問題ない
走って家までの帰路を思い出し、財布からありったけのお小遣いを手に取り
スーパーまで走った
がむしゃらにそうめんを探した
手持ちのお小遣いは6200円
税込み300円のそうめんはいくら買えるか
そして800gのそうめんの20個分は何kgか?
でもでも!
伊作がこぼす前にも3回分くらいみんなでそうめんを食べているし
パッと見6袋で一回分くらいの量にも見える
全然足りるか?
いやどうだろう
財布を漁ってみたら思わぬものが入ってた
そうめん20袋分の合計の値段に適用したら
合計24袋買える
たぶんこれで丁度いいかもしれない!
急いで会計を済ませ、たまたま入っていた37円で大きい袋を購入し
急いで元の穴に戻る
ぎゅっとめを瞑って穴に飛び入る
これです、これをやりたかったんです
大江ちゃんが令和に戻ってそうめん買ってくるっていうのを
やりたかったんです・・・!
会計の話面倒くさいけど気にしないで24袋買えたって思っといてください
ありがとうございます・・・



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。