第6話

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2020/07/23 12:02




















仁菜:ほなあなたまた明日なぁ!




あなた:うん!また明日!













- 放課後,仁菜と別れてあたしは廊下に出る

向かった先は____体育館






































主将:えー新入部員の紹介は以上!













- 『 最後にマネージャー! 』と言われて

あたしは体育館の中に入った


















あなた:北川第一中出身,1年5組水城あなたです!マネージャーとして一生懸命頑張るのでよろしくお願いします!












- あたしが頭を下げると拍手が飛び交った









部員:マネージャーめっちゃ嬉しい!!!!




部員:てかめっちゃ可愛ええなぁ!!!!




部員:よろしゅう!!










- とりあえずは歓迎してくれたのだろうか____

あたしは少しだけホッとした



































主将:ほな今日はここまで!!




部員達:お疲れッした!!!!











- 練習が終わり片付けが始まる

初日とは思えないくらい凄くハードな練習だった

なるべく部員の負担を減らさないと____

そう思いながら片付けをしていた











?:お疲れさん




あなた:?………あ!










- 話し掛けてくれたのはあの時に話した男子だった










あなた:あの時はありがとうございました…!




?:何でや?俺は何もしとらんで?










- 『 決めたのは自分やろ? 』と微笑む彼

優しそうだな____と思った












?:俺,宮治




あなた:え?宮……?











- 誰かに似てるとは思ってたけど

え……まさか……?












侑:おいサム何しとんねん




治:何やねん。マネと話しとるだけやろが




あなた:え……?













- 隣に並ぶと____同じ顔が二つ












あなた:……同じ顔が二つ




侑:はぁ?当たり前やろが




治:やっぱ知らんかったんやな




あなた:え……?









- 『 俺たち双子やねん 』と言う優しそうな方の宮くん












あなた:え,双子…!?




侑:なんや自分知らんかったんかいな




あなた:いや……練習中はもう手伝いに必死で……









- 今日は裏方サポートをしていたから

選手の顔とかはよく見ていなかった









治:まぁそういう事やからよろしゅう




あなた:あ,うん。よろしくね!




治:あなたって呼んでもええ?




あなた:え?うん,全然いいよ!












- 『 宮やと紛らわしいから名前で呼び 』と言う治くん

昔から苗字が四文字で呼びにくいからって

名前で呼ばれる事が多かったから

名前呼びは慣れていた





























侑:なぁ




あなた:……?





















- 突然侑くんに声を掛けられた






















侑:どうせお前も" 部員目当て "なんやろ?




あなた:え______?




























- " 部員目当て "

そう____思われているの……?










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