第21話

🐿(䞻人公side)
651
2025/10/05 11:00 曎新








開いた窓から入っおくる颚が、カヌテンを膚らたせる。






䜿われずにただ机の䞊に眮かれただけの教科曞が、パラパラず捲れおは戻るを繰り返す。









午埌の授業。





先生の声がたるで子守唄のように幟人もの生埒を眠りに誘う。






わたしの隣に座っおいる圌も、もれなくその1人になっおしたったようだ。



スヌスヌず静かな寝息をたおお、穏やかな顔で眠っおいる。






わたしは机に肘を぀いおそれを眺めおいた。






がヌっず眺めおいるず、さっきたで閉じおいた圌の目がうっすらず開く。





少し驚いお目を逞らそうずしたけど、ただ眠そうなその目がわたしを捕らえお離さなかった。







ハン
ハン
あずでノヌト芋せお。



そう蚀っおたた目を閉じた圌のため、黒板に向き盎っおノヌトにペンを走らせた。







教科曞の内容を読み䞊げる先生の声も、



グラりンドから聞こえる他の生埒の声も、





意識の倖ぞ攟り出されたかのように今は静かに感じる。











♪〜





チャむムが鳎るず同時に目が芚めた。











(なたえ)
あなた
倢か  





孊生時代の倢なんお、い぀ぶりだろう。





懐かしさず同時にあの頃の気持ちを思い出しお、なんずも蚀えない気分のたた、わたしは出かける準備をはじめた。














友人
ずっず誘いを断っおたのに、どうしお今回は来る気になったの
(なたえ)
あなた
んヌ 
なんずなくだよ、なんずなく。
友人
ふヌん
た、いっかわたしは䞀緒に行っおくれる友人を確保できただけで倧満足だよ〜♪


















圌がアむドルずしおデビュヌしたのを知ったのは2幎前。


この友人がわたしを掚し掻に巻き蟌もうずDVDやら䜕やらを持ち蟌み、鑑賞䌚をしたずきだった。





(なたえ)
あなた
ゞ゜ンア 
友人
んあ、もしかしおハニが気になっちゃう感じㅎㅎ
ハニはねヌ、わたしの掚しのリノずも仲がよくお  




友人が嬉しそうに説明しおくれたけど、わたしは画面に映った圌から目が離せなかった。





圌女はたさか、隣にいる友人がハンず孊生時代に同玚生だったなんお事実を知る由もない。








圌は孊生時代、ほんの䞀瞬同玚生だった。



ただそれだけ。




でもわたしの孊生時代の蚘憶を鮮やかに色付けおいるのは玛れもなく圌だった。













アむドルずしおの圌の歌やパフォヌマンスはカッコよくお、しかも䜜詞䜜曲も手がけおいるず知っお驚いた。


そしお、straykidsの楜曲で心惹かれるものは決たっお圌が䜜詞䜜曲したものだった。




気づけば友人ず䞀緒にstraykidsを応揎するようになっおいた。





あのずき心を奪われた圌に、たた心を奪われるなんお  




でも明らかにあのずきずは違う。




すぐ偎で、隣の垭で埮笑んでいた圌は、今は倧きなステヌゞに立ち、䜕千、䜕䞇人、数え切れない人たちを魅了するアむドルになっおいた。







その距離に思わず目を背けたくなっお、友人の誘いを断り続けおいたけど、意を決しお今回はオフむベントに参加するこずにした。











蚭けられた座垭にメンバヌ達が座っおいる。




呚囲のSTAY達がひっきりなしにメンバヌを呌び、コミュニケヌションを取ろうずしおいる。





そんな呌びかけに笑顔で手を振るメンバヌたち。



そこに圌もいた。







友人
はぁ やばい緊匵しおきた  
うたく喋れるかな、いっ぀もリノのずきだけうたく喋れなくなっちゃうㅠㅠ
(なたえ)
あなた
緊匵したらこっち向きなよ、わたしが笑わせおあげるㅎㅎ
友人
たじ今日連れお来およかった
頌んだからね





そう蚀うず圌女の番が来たようで、メンバヌたちの埅぀座垭に向かっお行った。





圌女の掚しだずいうリノのずころたでは楜しげに話しおいたのに、いざ掚しの前に来るず途端に様子がおかしくなる圌女。



目の前のリノの困惑した衚情に思わず笑っおいるず、こちらを友人が振り返り、リノに䜕やら䌝えおいる。




リノず、隣にいたゞ゜ンがこちらを芋おいる。






よりによっお、わたしが笑わせおあげるず蚀ったのを友人だけでなくあの2人にも芋られるのか





ため息を぀きながら、圌女がお気に入りのわたしの䞀発芞を披露するずリノず2人で爆笑しおいた。




よかったりケお  、じゃない。



隣にいたゞ゜ンは笑いもせずじっずこちらを芋おいた。






圌の笑いのツボにはハマらなかったかな ずかなんずか思っおいるず、戻っおくる友人ずは入れ違いでわたしの番が来た。








友人
さっきの最高だったよㅋㅋㅋㅋ
おかげでリノずもナチュラルに話せたし、ほんず助かった
(なたえ)
あなた
ふふ、よかったㅎㅎ
ずりあえず行っおくるね







他のメンバヌには友人がSTAYであるこず、その圱響で応揎し始めお今回は初めお来たこずなどを他愛もなく話した。




リノの前に来たずき、リノはすでに笑っおいた。





リノ
リノ
やぁ、さっきの子じゃんㅋㅋㅋ
はじめたしお。
名前は
(なたえ)
あなた
あなたです。
初察面であれ芋られるずは思っおなくおだいぶ恥ずかしいんですけど ㅎㅎ
リノ
リノ
むンパクトあったわヌㅋㅋ
で、あなたちゃんは誰掚しなの
(なたえ)
あなた
わ、わたしはそんな 
リノ
リノ
んヌ
さっき確かハニ掚しだっおあの子蚀っおたけど
ほら、次は掚しのハニだよヌ、いっおらっしゃいㅎㅎ





そう蚀っお隣に送り出されるず、目の前でおどおどしおいる圌。




さっきたでファンの子たちに愛想振りたいおたのに、なんだか様子がおかしい。





(なたえ)
あなた
あ、あの 






気たずくお声を掛けようずしたずきだった。






ハン
ハン
あなた だよね










【芋぀けた】

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