『 かなめくん 、嘘って言ってくださいよ … 』
「 バレたかー 、笑 」
そう、弱々しく笑う彼に少しだけ罪悪感を覚えた。
『 昨日はごめんなさい 、』
近くにより、前に屈むと彼はふわっと頭を撫で
「 頑張ってな 」
「 俺は 、夢を見るには遅すぎたなぁ … 」
なんて呟いていた。
青白く、やせ細った彼に涙が溢れ、思いが全部吐きでた。
『 俺は 、かなめくんがいたから
アイドル目指したいって思ったんです 、』
『 かなめくんに 、沢山助けられたんです 』
『 だから今度は 、俺が助けます 』
そう宣言してから、毎日病院に通った。
覚えたダンスも、歌も、全部見せた。今日の出来事も、全部全部教えた。
俺の話を聞く彼は、嬉しそうに微笑んでた。
それから数年
俺は、沢山のファンに囲まれて、沢山のライトに照らされて
大きなステージに立っている。
そんな俺の目の前には、笑顔で楽しそうに踊ってる
かなめくんが立っている。
ー fin ー
いつか、これが現実になったらいいなぁなんて ☺️
spicy亡霊が、ごめんなさい(꧞ 'ᢦ' )












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。