何もしないまま夕方頃部活終わりの生徒たちが歩いているのを見る
僕の青春は、最悪だった……もう二度とは味わいたくもない…とても苦くて…苦しかった
遠くから、走ってくる子がいた
そこには、ニコニコ笑顔で話しかけてくる優だった
あの時は、冷たい目で助けようともせずに…ただただ僕をいじめてた優が僕に優しく接してくる
それが、おかしくておかしくて……笑いが込み上げてくる
何故か、優をかっこいいって思った僕が馬鹿見たいで、あの時は憧れていたけど……今は、憧れとかなくて…ただ優しい人にしか思えなくなっている自分にも笑ってしまって
そういえば、追い出されて名前なんてない……よね?
優は、みんなに本当に平等なんだなぁ
な、なんで?なんで、名前……
声に出てた?












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。