第8話

6.パターン1:私を盾にした場合()
94
2024/06/21 08:13
沢山のアンケート解答ありがとうございます!























ーツララsideー
ツララ・ヘイルストーン
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁあぁぁ!!!!!!!!!!
人生で一番の叫び声をあげてまもなく、二人を包んでいた白煙が晴れてきた
ツララ・ヘイルストーン
だっだいじょう…ぶ……?
レイン・エイムズ
オレは平気です

よかった…レインはまずだいじょ…あなたの下の名前は!?!?!?!?!?!?
ツララ・ヘイルストーン
あなたの下の名前!?!?大丈夫!?!?

まずい返答がない…!!
焦りがます一方で、白煙がやっと綺麗に消えた
そして、











そこにあなたの下の名前はいなかった
代わりに、地面にあなたの下の名前のローブが落ちていた
ツララ・ヘイルストーン
あなたの下の名前……?
レイン・エイムズ
…!?
レインもあなたの下の名前がいなくて驚いているみたいだった
が、
地面に落ちているローブが突然動き出した。
動き出した、と言っても中で何かモソモソ動いてるみたいな感じ


ツララ・ヘイルストーン
えぇ‥?
しゃがんでもっと近くで見y

















ツララ・ヘイルストーン
も“ッ
しゃがんで顔近づけた瞬間地面に落ちてたはずのローブが飛んできた
レイン・エイムズ
は‥?
顔に飛んできたローブと戦っていたらレインの驚いた声が聞こえた
ツララ・ヘイルストーン
なっ何…?
ローブをやっと離すと、






















あなたの下の名前の髪色と同じ毛の色を持った小さなウサギがいた
ツララ・ヘイルストーン
へっ…
あなた
!?
レイン・エイムズ
???⁇⁇⁇
もしかして…






あの魔法薬の効果であなたの下の名前がウサギになっちゃった…!?

あれ…
ツララ・ヘイルストーン
確かレインにも魔法薬かかっちゃった…よね…?何でレインは…
レイン・エイムズ
オレは避けたので
ウサギ状態の夢主
ブッ
あなたの下の名前?が鼻を鳴らした。何となく不服そう
レイン・エイムズ
あ?盾にしてねぇだろ
ウサギ状態の夢主
今度はもっと不服そうに地面を蹴った
というか…会話してる‥?
ツララ・ヘイルストーン
こ、言葉…分かるの…?
レイン・エイムズ
………分かるというか、聞こえはしないんですけど脳内に直接響く…というか、
ツララ・ヘイルストーン
ほぅ…

それはちょっと興味深い……









じゃなくて!!!!
ツララ・ヘイルストーン
どっ…どうしよう…このままじゃあなたの下の名前生活出来ないよね…
ウサギ状態の夢主
フスッ
あなたの下の名前がレインの目の前まで跳ねてまた鼻を鳴らした。鳴らしたというより鼻息?
レイン・エイムズ
は?
ウサギ状態の夢主
キュ
レイン・エイムズ
………ハァァァァァ……仕方ねぇな……
ウサギ状態の夢主
キュルルル♪
ツララ・ヘイルストーン
……

うん…なんか話進んでるみたい…
レイン・エイムズ
視覚と聴覚はウサギなのに脳内の雑音のせいでクソ気持ち悪りぃ
ウサギ状態の夢主
ブッ!!
レイン・エイムズ
いてぇ
なんか……いつも通りだな…
ウサギになってもあなたの下の名前はレインのことを蹴っていた
蹴られた張本人レインは流石にウサギ状態のあなたの下の名前にアイアンクローするのは気が引けたみたい…
ツララ・ヘイルストーン
そっ、それでどうするの…?
レイン・エイムズ
コイツはオレの部屋で姿が戻るまで預かります

あ〜…だから仕方ねぇなって言ってたのか…
ツララ・ヘイルストーン
本当にごめんね…!!手伝える事とかあったら何でも言ってね…!!
レイン・エイムズ
ありがとうございます
ウサギ状態の夢主
キュ
レイン・エイムズ
…コイツも大丈夫だと言ってます
ツララ・ヘイルストーン
そ、そっか……あなたの下の名前も体調悪いとか…ずっと姿が戻らないとか合ったらすぐに言ってね…!
ウサギ状態の夢主
フスー
レイン・エイムズ
了解、だそうです
ーレインsideー
オレは今ウサギの姿になってしまったあなたの下の名前を抱きかかえて自室へ向かっている。
ウサギ状態の夢主
キュルル(これさ、ご飯ってにんじんじゃなきゃ駄目なん‥?)
…目に映るのはウサギ、聞こえる鳴き声もウサギそのものなのに、
レイン・エイムズ
駄目だろ多分
頭にアイツあなたの下の名前の声が響いて気持ち悪りぃ
ウサギ状態の夢主
ブッ!!(イヤァァァァァァ……にんじんオンリーはやだぁ……)
レイン・エイムズ
暴れるな
聞こえる鳴き声は理解できないのに頭ではなんて言っているか分かる。気持ち悪りぃ状況だ
そしてコイツは小さいウサギの姿をしているにも関わらず人間の姿並みの力で暴れる。
人間の姿ならすでに落としているが、ウサギの見た目な為気が引ける。
レイン・エイムズ
…マジで頭にお前の声が響いて気持ち悪りぃ…
ウサギ状態の夢主
フスッ!!(なんだお前私の声が美しくないと言うんか?お?お?)
レイン・エイムズ
ちげぇ。耳から聞こえてくるのはウサギの鳴き声なのに頭でお前の声が響いてる
ウサギ状態の夢主
キュル…(うわなんか全然想像できんし同情出来ないけど気持ち悪そ)
…コイツの発言はいちいち腹立つ
レイン・エイムズ
着いたぞ
ウサギ状態の夢主
ンキュ
あなたの下の名前を抱えているから足で扉を開けた
部屋の奥からウサギたちの足音が聞こえた。そしてこっちに向かって来ている
ウサギ状態の夢主
フスッ(降ろしてくれ)
レイン・エイムズ
ハァ
ため息をセットであなたの下の名前を降ろした
ウサギ状態の夢主
キュ!?(ん“!?)
あなたの下の名前のウサギ耳が後ろに垂れた
レイン・エイムズ
?
ウサギ状態の夢主
ギュ!!(ちょ待っ…!!)

慌てるあなたの下の名前の声が頭に響いて間もなく、

部屋の奥にいたウサギたちがもれなくあなたの下の名前にひっついた
レイン・エイムズ
恒例行事だな
コイツは普段からオレの部屋に来るとウサギたちにひっつかれている(羨ましい)
ウサギ状態の夢主
ギュゥッ!!(見てないで助けてくれない!?)
レイン・エイムズ
お前一度喋るな
ウサギ状態の夢主
ギュゥ!!(鬼か!?)
コイツの声が無ければウサギが密集してくっついている何とも癒される光景だ。
このまま鑑賞したい
ウサギ状態の夢主
キュゥッ!!!!(窒息死免れんウサギの毛に溺れて死ぬ)
レイン・エイムズ
ハァ…ウサ吉たち、一度離れてやってくれ
ウサギたちは離れる気がないのか全く微動だにしない
レイン・エイムズ
動く気がないそうだ
ウサギ状態の夢主
キュゥゥゥ!!(窒息死ィィィィ!!!!)
レイン・エイムズ
……

普段の声量と変わらないデカさで頭に響いてうるせぇ
それに流石に可哀想(慈悲)だから助けてやるか……
白い毛に囲まれてより目立っているあなたの下の名前の髪色と同じ毛色のウサギを抱きかかえる
ウサギ状態の夢主
キュゥ…(死ぬかと思ったありがとうマジで)
レイン・エイムズ
貸し1
ウサギ状態の夢主
ギュゥ!?(は!?大人気無ッ!!!!)
レイン・エイムズ
何とでも言え
ウサギ状態の夢主
ブッ!!(ケッ!!)
相変わらず異様に強い蹴りを鳩尾に入れられた
レイン・エイムズ
いてぇ鳩尾を蹴るな
ウサギ状態の夢主
フッスー(ハッ!!ザマァ!!)
無言でウサギたちの中心に戻してやろ
レイン・エイムズ
ウサ吉たち、あなたの下の名前だ
ウサギ状態の夢主
キュゥ!!(嘘嘘嘘嘘嘘ごめんごめんごめん)
足をバタバタさせて抵抗しているがウサギの姿のため意味はない。
ウサギ状態の夢主
ギューッ!!(あ”ー!!ウサギの姿だからより苦しィィィィ毛で溺れるゥゥゥゥゥゥ)
レイン・エイムズ
さて、オレはコーヒーでも淹れるか
ウサギ状態の夢主
ギューッッ!!(鬼!!ブラコン!!ウサギ狂!!!!)






















因みに翌日には戻った
ツララ・ヘイルストーン
あああああ本当にごめんねあなたの下の名前!!!!!!レインもごめんね!!!!!!!!
あなた
大丈夫ですって!!避けられなかった私が悪いんで
レイン・エイムズ
その通りです
あなた
うるせぇお前は黙ってろ
レイン・エイムズ
は?貸し10くらいにしてもいいんだが?
あなた
嘘ですすみませんでした
レイン・エイムズ
フン…
ツララ・ヘイルストーン
相変わらず仲良いなぁ
レイン・夢主
仲良くないです























お待たせいたしました!!アンケートでお答えいただいたウサギ化でしたが…いかがだったでしょうか
同率だった入れ替わりは書く元気があれば書きます…
こっちも…読んで欲しいなって…

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