前の話
一覧へ
次の話

第18話

16話〘 兄弟の絆。 〙
1,073
2025/11/24 09:55 更新
🌸side



すち兄さんと俺が抱き合っていると.....。




バターン!!



🎼🌸
  えっ...!?   



他のみんなが、部屋になだれ込んできた。




び、びっくりした....。



🎼📢
  おい、どけ!重い!   



全員の下敷きになっている いるま兄さんが声を上げる。


🎼🎮
  あ、ごめん   
🎼☔️
  はーい   
🎼👑
  わわ、ごめんな、いるまくん!  


いるま兄さんの上に倒れていた なつ兄さんとみこと兄さん、こさめが立ち上がる。



いるま兄さんも立ち上がって、服をはたく。



🎼🌸
   え、えっと...。   



俺は、恥ずかしくなって、急いで すち兄さんから離れて、涙を拭う。


🎼📢
悪い、盗み聞きするつもりはなかったんだ 
🎼🎮
俺たちも、いるまから連絡があって帰ってきたんだ
🎼👑
走って帰ってきたんやけど、そこでいるまくんがすちくんの部屋の前で耳を扉にあてとって....、
🎼☔️
それで、僕たちも一緒に盗み聞きしてたってわけ!ごめんね、らんくん!



そう言って、四人が頭を下げる。



俺は、さっきの話を聞かれてた 恥ずかしさで、すち兄さんの後ろに隠れると....、





🎼📢
  俺らも....らんのことが好きだ  



突然、いるま兄さんが 真剣な声で言った。


🎼🌸
  え?   
🎼🎮
でも...、こさめが起立性調節障害になって、俺たち....焦ってて。こさめのことしか、考えれてなかった



なつ兄さんも、苦しそうな声で話す。


🎼👑
らんらんが...、こさめちゃんの看病とか、家事とか、やってくれてたから、甘えてた。ごめん。


みこと兄さんも 泣きそうな声で話す。


🎼☔️
ごめん。らんくん。いつも、迷惑かけて、ごめん。らんくんが昔から、こさめに一番優しくしてくれてたから甘えちゃってた


こさめの瞳から、涙がこぼれる。


🎼🍵
俺たち....、らんらんとあんまり話さなくなって....、みんな、どうやって接していいかわかんなくなっちゃったんだ




すち兄さんが俺のほうに 振り向いて、頭を撫でる。






俺も....、俺も、忘れちゃったんだ....。



みんなに、どうやって、「ありがとう」や「ごめん」を伝えていたか。



どうやって、甘えていたか、泣いていたか。




お互い....わかんかくなってただけだったんだ。



俺も、勝手に一人で から回って、ちゃんとみんなと話そうとしてなかった。




最初から...、諦めてたんだ。




🎼🌸
  俺も...ごめん。ごめんなさい。 ポロポロ  



また、俺の瞳から涙が溢れる。





最初から、こうやって、本心で話していたら....、なにか、違ったのかもしれない。



でも、今さら、昔のことを考えても.....仕方ないから。





俺は、涙を拭って、ぼやける視界で みんなを見る。




ちゃんと、言おう。






深呼吸してから、俺は口を開いた。






🎼🌸
  俺も、みんなのことが "大好き"!  



昔のように、俺は、微笑んだ。





あぁ....言えた。言えたよ...。







俺の瞳から、とめどなく これまでの想いを全部 吐き出すように、涙が溢れ続ける。





みんなのほうを見ると、全員が泣いていた。





ゆっくりと、みんなが集まってきて、昔のように抱きしめ合う。





🎼📢
  うん...俺たちもだ   
🎼☔️
  らんくん、大好き  
🎼🍵
  これからは、ちゃんと話すから  
🎼👑
  だから、俺たちのこと、嫌わんで   
🎼🎮
  ずっと、一緒にいてくれ   





『 らん 』





久しぶりに、みんなから 名前を呼んでもらえた気がした




温かくて優しい声で.....。
















『 大好きだ 』










プリ小説オーディオドラマ