第4話

魅力的な声に惹かれて
87
2024/03/17 12:19
いちご
いちご
さぁ〜やってまいりました!
いちご
いちご
この小説は、私の親友が1番お気に入りの小説です。
いちご
いちご
それでは本編をお楽しみください
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Reru
れるの曲を歌って欲しい。
あなた
へ、、、?
Reru
他人から見たら普通程度の歌声かもしれない。けど
あなた
けど?
Reru
れるの心には凄い響いた。
あなた
ありがとう。
あなた
っていうか!
あなた
一星さん、曲作れんの!?
Reru
あっ、そやねん。
Reru
勿論、れるは勉強や運動にも力を入れてる。
Reru
けれど、れるは音楽で生きていきたい
あなた
せっかく勉強できんのに?
Reru
昔から音楽がすきやねん。
あなた
そうなんだ、
あなた
じゃあ、自分が歌えばいいのに。
あなた
どうして?
あなた
本当に普通くらいだし、一星さんの心に響いても他の人の心に響くとは限らないのに
Reru
それは、なんていうか。君の歌声には「魅力」があるきがすんねん。
あなた
「魅力」、、?
Reru
あなたの名字さんの歌声は多くの人を惚れさせると思う。
あなた
そっか、
あなた
まぁ、でも取り柄の無い私が役に立てるならいいよ。歌うだけだし
Reru
ほんまぁ!ありがとうあなたの名字さん。
そう言ってきらきらとした目を見せて、健気に笑う姿を見るとモテモテなのも分かってしまう。
あなた
もう、昼休み終わりか。
Reru
早いなぁ
Reru
あなたの名字さん、このまま授業サボらん?
あなた
音楽室、授業で使わないの?
Reru
いや、大丈夫だと思うで
Reru
基本的に、第一音楽室をつかうし。ここ第二音楽室はほとんど使わへんで
あなた
そうなんだ。初めて知った
Reru
れるここでよくサボってるからさ
あなた
一星さんってサボっても成績落ちないなんてすごいね。
あなた
羨ましいよ
Reru
そうかな?
あなた
そうだっ!
Reru
あなた
歌う代わりに勉強教えてよ
そう。もうすぐテスト期間に入る。
Reru
あ〜。そんくらいなら全然すんで、
あなた
ありがとう!
きっと一星さんのことだから教えるのも上手いんだろう。次こそはお母さんをぎゃふんと言わせてやるんだから!
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いちご
いちご
明日卒業式なんですよ。
いちご
いちご
多分、泣くと思う
いちご
いちご

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