あっという間に時間は過ぎていき、私達は中2になった。
颯太はというと…
(いつの間にか颯太くんから颯太へと呼び方が変わっていました)
私が、何話してんの?って思って、少し苛立って見てると、顔に出てたのか、恐怖の浮かんだ眼をして、そそくさと話していた子と教室を出ていった。
私が颯太の隣にいつもいるから、怖がられてるんだよね…。
颯太は、『小さき百獣の王』と呼ばれ、ほぼ全国の不良に恐れられていた。
颯太にとって、身長が小さいことはコンプレックスで、そのことを言った人は、必ず後悔する羽目になる。
でも、颯太が暴走しないためには、私がいつもそばにいてあげないと。
…余計なお世話かもしれないけど、、
それに、私は百合香に颯太の様子を伝える、という役目もある。
部活で忙しい百合香は、最近はなかなか颯太に会えてなかった。
だから、百合香に心配をかけないように、私が隣にいたのだ。
…楽しそうだな
昨日更新すると言ったのに(前々回のコメントです)、更新できなくてすみません💦
今、GWの課題に追われてて…(言い訳失礼します^^;
なるべく早く更新できるようがんばりますので、これからもよろしくお願いします!!!
次回もお楽しみに〜
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。