そう
僕は
トレイさんに恋をしている。
(ト、トレイさんがこんなに近くに……)
(きっと僕顔真っ赤ですよね……)
凄いです……
トレイさんとまともに話せてる気がします……
僕もそろそろ記録をして帰…………。
…………いや、もう少しこのままがいいです…
恥ずかしいはずなのに、照れているはずなのに、
もしここで離れてしまったら
また前の僕に戻ってしまう。
関わりたいのに、関われない。
そんなもどかしい僕にはもう戻りたくない。
もう少し時間を潰して
トレイさんと少しでも長くこのまま……
?!
きょ、距離が……
近くなって…………ます……?!
そういえばあったような……
言い忘れていましたが僕は
‘オクタヴィネル寮’
の副寮長を務めています。
え?
お茶……という事は、
トレイさんと2人きりで……?
お話がまたできると言う事です……ね。
明日、トレイさんと2人きりでお茶……
楽しみすぎて寝れないかもしれないです……
(わくわく)
さて、僕も記録を済まして寮へ帰りましょうかね……












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。