俺の名前知ってるんか 、
やっべーー 、俺この人の名前知らねぇ …
あぁ 、だからか .
同じ学年ってのは分かったけど
名前が分からなかった理由 .
でも 、なんでだ ? なんで入学式だけしか
顔出してない奴がここにいんだよ .
秘密 ?
秘密ってなんだよ 、ここに居た理由なんて
隠してどうすんだ .
… 変な女 .
つい口にしてしまった .
気付いた頃にはもう遅くて 、
女は俺が呼んだことに反応して
「 なに? 」 とこちらを向いていた .
「 姫野 」
どこかで聞いた事があるんだ 、姫野 .
どこで聞いたのかは全く思い出せない .
最後にこれだけ聞いておきたい .
あの蹴りやらはどこで習得したのか .
なんだ 、そういう事か .
普通にいい親じゃねぇか .
姫野はこう言って 、倉庫部屋を出た .
俺も姫野に続いて部屋を出た .












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。