第3話

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2025/09/12 08:00 更新







 






  あぁ またコイツらかよ .













lrn
 …… 大人数でしか勝てねぇのかよ 






mob
 おいローレン !!
 お前また調子乗ってんじゃ 
 ねぇだろうな ?






  調子に乗ってんのはお前らだろ 、

  一人じゃ何も出来ねぇ 、大人数でしか

  勝てないくせに .






lrn
 調子に乗ってんのは 
 お前らだろ
mob
 …… あ ? 



































  俺には親がいない .




  養護施設で育った俺は 、学校で

  友達も出来なければそもそも誰かに

  話し掛けられるなんてことも一切無かった .





  そもそも友達なんて必要か ?

  こう考える俺に友達なんてできるはずがない 、

  周りからもきっと怖がられている .




  
  そして 、そのまま時は流れて

  俺は誰とも関係を持たずに高校生になった .

  
 



















  高校生になってからの生活は

  言葉で表しきれない程苦しい毎日だった .



  学校の先輩に

  殴られて蹴られるわ 、顔をライターで炙られるわ .











  

  




  最初は一人だったのが 、日を重ねるごとに

  どんどん増えていくんだ .



  今日もまた一人 、今日もまた一人 .









































mob
 お前もう死ぬんじゃねぇか!? w 
mob
 ほらほら !
 ローレンの好きなライターだぞ ! 
lrn
 い゛っ……、 




  苦しい .


  
  頬がジリジリして痛い .




  





  意識が朦朧としてきて 、

  もう俺死ぬんだな 、こう思った .




  殴ってくる奴らに抵抗すら出来なくなって

  自分が痛い思いをするだけ .




  なら今ここで 、“ 楽に早く ”

  死んでしまいたかった .





























  そう思った時だった 、俺の前に

  同じ学年の女が現れた .




  女は俺の目の前に立つ先輩を

  蹴りで倒しやがった .



  周りには6人先輩がいた .


 
  俺でも勝てなかったんだ 、こんな

  華奢な体をした奴がコイツらと

  やり合える訳がなかった .



  俺が逃げろと声をあげようとした瞬間

  一人の先輩の顔を蹴って意識を失わせた .















lrn
 …… は? 






  彼女は俺が驚いてぼーっとしている間に


  6人全員を倒してしまった .






あなた
 大丈夫 ? 歩ける ? 






 
  彼女は壁にもたれかかって座る俺に手を差し伸べた .




  握ったその手は暖かかった .
















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