第4話

わたあめ
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2026/04/25 12:00 更新
みぞれ
わたあめが食べたい...!
ある土曜日の昼下がり、Dr.〇TONEドクター〇トーンを読み返していた私は作中でわたあめを食べているシーンを見てわたあめが食べたくなってきてしまった。
みぞれ
うん、あんなに美味しそうに食べているのが悪いですよ...!
そもそもそういうシーンを入れるということは飯テロをするという製作者の意思があるということ。
つまり私はただ作者の言うことを聞いているだけ、とそんなはずがないであろうことを思う。
善は急げ、思い立ったが吉日、好機逸すべからず。
先人の教えに従い、わたあめを食べることにする。
みぞれ
な、ない...
考えてみればわたあめがコンビニに売っているところは見たことがない。
わたあめが売っていそうなところといえば、祭りの屋台くらいのものだ。
みぞれ
あ。
そこまで考えたところであることを思い出す。
そういえば近所のアーケードでは月1でイベントが開催されている。
そこにはいくつかの屋台が出店されていたから、もしかしたらわたあめもあるかもしれない。
みぞれ
わたあめありますかね。
というわけで私は地元民からどういうわけか“イナバ”という愛称で呼ばれているイベント、というか市場に近しい催しに訪れていた。
親子連れや近所のお爺さんお婆さんが多く訪れていて、想像以上のにぎわいを見せている。
ちなみに私が腕に下げているビニール袋には入り口付近にあった出店で買った焼き鳥(もも1本・ねぎま2本・かわ1本)が入っている。
(これは必要な買い物でした。)
いい買い物をしたウキウキ気分で足取りも心なしか軽くなっている気がする。
みぞれ
あっ。
向こうの方に「わたあめ」と書かれたのぼりの屋台があるのが見えた。
みぞれ
やっっっと見つけましたよ~。
無事にわたあめを手に入れることができた。
店番のお婆さんに変な目で見られた気がしたけど気にしないことにする。
(そんなに成人女性が特にカラフルなわけでもない普通のわたあめを買うのが珍しいですか!?)
気にしないと決めたそばから文句がこぼれてしまったがとりあえず食べることにする。
みぞれ
いただきます。
口に運ぶと全体に甘みが広がるのを感じる。
すぐに口の中で溶けてなくなる感触がなんだか独特でクセになる。
たまにはこういう純粋な甘さもいいな、なんて思う。
みぞれ
甘...
みぞれ
な~んてね。
ちょっと言ってみたかっただけ...です。
急いで周りを見渡したけど誰もいなくて一安心する。
(き、聞かれてたら恥ずかしすぎましたね...)
砂糖のかたまりだからちょっと重いかもしれないと思っていたが想像よりも軽く食べ進めることができた。
みぞれ
ごちそうさまでした。

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