第6話

♥ 001
18
2026/03/20 07:06 更新

 ¦月城 目線Side



 
 「 ... おーい月城ちゃん?どうしたの ...? 」


 
月城 陽莉 / himari
 、っ?! 



 一緒に街中で遊んでいた友人が
 此方を心配そうに見ている。

 向かいの席に座って、
 紅茶を飲む手を止めている。


 「 ... 大丈夫?ボーっとしてたけど ... 」


 
月城 陽莉 / himari
 あ、大丈夫 ... ! 
月城 陽莉 / himari
 ごめんね、ついボーっとしちゃった。 

 何が起きたの?
 生きてる、生きてる ... 。

 怪我もないし、それによる痛みもない。



 「 ... ?なら良いけど ... 。」



 友人は此方を不思議そうに見つめたが、
 すぐにまた会話に戻した。



 「 あ!そういえばさ、
   最近ここにヴィランが出たらしいよ 」



 
月城 陽莉 / himari
 ヴィ、ヴィラン ... ? 


 「 そうそう、ヴィラン。 」

 「 Oriens と Dytica どっちも
   出動したとかなんとか ... 」



 その2チームの名前を聞いた時はっとした。

 そうだ、前にもあった。東西のヒーロー
 どちらもが出動する事態が。


 ... つまり、どういう事?

 タイムトラベル?

 
 
 「 あれ。結構話題になったのに
    知らない感じか、さては 」

月城 陽莉 / himari
 えっいやいや、わかるよ勿論! 
月城 陽莉 / himari
 大型のKOZAKA - C が
 出没したっていう話だよね? 


 「 なーんだ、知ってるじゃん 」


 つまらなーい と言いたげに友人は言った。
 そして友人が続きを言おうとしている。
 
 ただ、今は先にやらなくてはいけない
 事があった。


 
月城 陽莉 / himari
 ごめん!私ちょっと急用が! 


 自分の飲んでいた飲み物の分の代金を
 机に置き、友人に頭を下げて
 速足でカフェの出口の扉に手をかけた。


 そして、カラン という音を立てる
 扉を開け、外に一歩足を踏み出す。


 
月城 陽莉 / himari
( 取り敢えず三人に連絡 ... ! )


 過去に戻ったのが自分だけだった場合、
 話が喰い違い、

 あの女の人の思惑を一人で
 止めなくてはいけない。


 そうなった最悪の場合を
 想定しつつ、スマホを開いて
 グループにメッセージを入れた。

 取り敢えず集まることが最優先事項。
 話し合わないと。






        ✦✦✦



 *スマホで送った一言。

 *” いつもの場所で会えないかな、? ”

 *既読を待ちつつ、足早にその場所へと
  陽莉は歩みを進めた。



        ✦✦✦




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